毒蛾

どくが

毒蛾(どくが)とは、チョウ目ドクガ科に分類される毒虫およびその総称。本稿では、漫画『ドロヘドロ』の登場人物について解説する。

曖昧さ回避

毒蛾(どくが)とは―

概要

林田球の漫画『ドロヘドロ』へ登場する人物。

魔法が使えない魔法使いの組織「十字目」の一員で、ボス・壊(かい)の側近を担う一人。

側近内では代表格の男で、蛾のようなマスクを被っている。素顔は女装しても違和感がないほどの美青年。

「ボス・壊(かい)」に対しては狂信にも似た忠誠心を抱いているものの、普段は物静かで落ち着いた雰囲気の青年である。

因みに大家さんの裸や夏木の裸で照れるなどやや純情な面もある。

組織が衰退していたために内職のバイトで細々と生活していたが、ボスが返ってきたことにより煙の屋敷を占領し、優雅な生活を手に入れる。しかし、金塊よりトイレットペーパーなどの生活必需品にときめいてるため、貧困生活がよほど長かったと思われる。

毒のある唾液とナイフで戦う。唾液は目に入ると視力を一時的に奪い、体内に入れるとほんの数量でも死亡する。

そのため、普段は食事も風呂も歯磨きまで他の側近とは別にとっている。が、煙の屋敷のサウナでは全員一緒に入っていた（毒の配慮はどうした！？）。

また意外にも力持ちであり、上から落ちてきた相撲取りのような巨体を誇る大家さんの死体を一人で受け止めれる程。

「ボス・壊(かい)」からナイフを預かっており、それを彼に返すことを目標としている。これはボスが長期間行方不明だったためであり、ある日突然に彼が帰還を果たしたため、ついにナイフを返すことができた。

また、ボスの仲間をも躊躇せず殺す態度には戸惑いつつも従う姿勢を見せている。

栗鼠を殺した犯人、栗鼠の魔法、栗鼠の秘密などを知っている。