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かい

壊とは、(何かが)こわれる・くずれる等を意味する漢字。本稿では、漫画『ドロヘドロ』の登場人物について解説する。

曖昧さ回避

壊(かい)とは―

  1. (何かが)こわれる事、形ある物や組織・制度などがくずれるといった意味を有する漢字。
  2. 漫画『ドロヘドロ』のキャラクター。 ⇒ 本稿で解説

概要編集

林田球の漫画『ドロヘドロ』へ登場する人物。メンバーの殆どが魔法を使えない魔法使いで構成された組織「十字目」の頭領。部下たちからは「ボス」と呼ばれている。


壊(かい)の生い立ちなど、その殆どが謎に包まれている。会川と同様、彼も(十字目のアザを除けば)魔法が解けたカイマンにそっくりの容姿をしている。また、会川しか知りえない情報も知っている。

魔法使いの身体を使って悪魔になることを目指しているらしく、その過程で煙の部下たちを大量に殺害したため、に狙われている。


2本のナイフを武器として操る。大人数の魔法使いを相手しても、一撃さえ喰らわず、僅かな時間で全員を倒すほどの腕前を持っている。6年前に能井の二人や、と戦った際は圧勝した。

さらに壊(かい)は自らの意思により、魔法使いを異様な感覚(頭痛や体中の痛み)に襲わせる能力を持つ。能井はこれを「毒ガス」と形容したが、これは魔法使いにとっての弱点である「ホールの雨」に近いものらしい。この現象が「雨」と同じく魔法の一種なのかは今のところ不明。他の魔法と違いケムリを用いている描写が無いが、壊(かい)と関係ある男・アイ=コールマンは「魔法使いになった」と言い残している。


毒蛾たちが子供の頃、彼等をホールに捨てようとした魔法使い達を殺し、毒蛾たちを伴って魔法使いの世界へ向かった。その圧倒的なカリスマに惹かれた者たちが「ボス・壊(かい)」の下に集まっていき、十字目の組織が形作られていった。

長く姿を消しており、十字目の組織が衰退している主原因だったが、突如煙の屋敷に登場し圧倒的な戦闘能力でを瞬殺、彼の頭部を持ち去り姿を消した。その後、煙の敵討ちと6年前のリベンジを果たすために現れた心と能井を、何故か煙の魔法を使用して返り討ちにした。

因みに栗鼠を殺した犯人は彼であるため、死後に発動する稀有な栗鼠の魔法「カース(呪い)」に狙われている。



壊(かい)に在る本性の一端は、行動理念「魔法使いを殺しその魔法を奪う」の赴くままに殺人を繰り返す極悪人であり、性格も冷酷非情。自分の考えを殆ど口にしないので、長年に亘り彼の部下であっても「ボス・壊(かい)」の本心を理解できる者はいなかった。好物は「ラビオリ」。


関連タグ編集

ドロヘドロ 十字目 毒蛾 栗鼠



会川 / アイ=コールマン / カイマン・・・壊(かい)と非常に似る人物たちだが…?



ホールくん

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