最高だっぜ!
CV:岩田光央
概要
マイク・サウンダースシリーズ最新鋭機で13兄弟の末っ子。宇宙での起動実験後、究めて優秀な13号機が日米協定により『GSライド』の供与とそのAI研修を名目に訪日していたが、途中で嵐に遭遇した際に専用コンテナから脱走、天海護や、クラスメートたちがいた『ラジロボ』会場に現れ、対等の友達として仲良くなる。
防衛主体で攻撃兵器を極力持たない『GGG』に所属する勇者達とは異なり、アメリカ防衛省との共同開発された純然たるインターセプター。歩く機密事項と例えて何も違和感のない彼は、当初から本来の能力・使用目的を隠蔽されコスモロボ(CR)の形式名で呼称され、通常はラバーで表情を認識させる勇者達とは違い、モニター状の顔で表現し、文字や英単語表記も可能だが、有事の際は本来の戦闘形態であるブームロボとなって行動する。
だが、記憶にも厳重なセーフティプロテクトが施されられ、ブームロボ形態とコスモロボ形態での記憶が分離、厳密な意味で未完成の状態だった為、『デスウェポン』としての機能が封印されている。その他、意識のない夢遊病者の状態となってハッキングを行なうなどの諜報活動を行なっている(雷牙によるゾンダー関連の情報収集の為だが、GGG諜報部は既に把握済みだった)。
当初の目的では、研修(と機密事項の収集)終了後にアメリカへ帰国、サウンダースモデル全機の最終調整を行う手筈だった。
しかし、研修中にプロテクトが解除、変形するというアクシデントが発生(解除が不完全な為にブームロボ時の事をコスモロボ時は覚えていない、変形をしようにも自力で作動しない)。早急な原因究明を解明すべく帰国途中にわざと逃亡させられた。
アクシデントの原因は超AIへの人格移植時に排除しきれず、複製されたAIモデルの記憶で、基となったスタリオン・ホワイトはスワンの実兄で、アクシデント時に妹の友達の危機・妹の危険が起きた為である。これは妹を思いやる深層意識が強固なセキュリティプロテクトを易々と突破したのだと雷牙は原因を突き止めるが、彼ですら想定外だとも述べている。
ディスクX使用の解禁と共にプロテクトは解除、分離状態だった2つの記憶は統合され、完全完成する。
原種大戦から『GGG機動部隊』に所属、他のメンバーが昏睡状態から目覚めるまで一人でガオガイガーを支えていた。
その後は合流した兄達と共にサウンダース部隊を結成、隊長となる(長男どうした)。しかし完成型の13世とは性能や実戦経験の差から破損することが多く、木星での衛星原種軍団戦では6体が破壊され、1世を初めとした6体もZマスター戦では跳ね返された集束ソリタリーウェーブを浴びたことで全壊され、1世は13世の腕の中で機能停止。末弟の彼だけが生き残り、地球へ帰還。
原種大戦終結後には『オービットベース』を去り、『アメリカGGG宇宙センター』に復帰。『三重連太陽系』の決戦では龍兄弟らと共に出航直前に合流。激戦の末にスタッフと帰還する事が出来ず行方不明になっていた。
それから約10年後、トリプルゼロに汚染された状態でスタリオンと共にウルルに出現。ガオガイゴー、ガオファイガー、そしてベターマン・ラミアとの激闘の末、AIブロックとGSライドを抉りだされ、護と凱の力で浄解後、アメリカGGGで機体を再建造され、GGGグリーン機動部隊に復帰。護をはじめとした人類に刃を向けた心の傷を抱えながらも、覇界の眷属との戦いに身を投じていく。
ソリタリーウェーブは本来、ベターマン・ネブラが使用する『サイコ・ヴォイス』を機械的に再現させたもので、雷牙が南米での調査で偶然目撃し、その能力を垣間見た事が切っ掛けである。攻撃対象の分子構造さえ分かっていれば、理論上この世で破壊できない物質は無いと言われるほど物騒なシロモノである。
もしも、この邂逅がなければ地球は『ゾンダーメタルプラント』が繁殖し、『機界昇華』された可能性も捨てきれない。
基本データ
形式番号:XCR-13
全高:20.3m(10.2m)
重量:38.6t
動力:GSライド
最大出力:155000kw
最高速度:195km/h(111km/h)
※カッコ内はコスモロボ。
装備
▼は彼の固有装備
バリバリーン/スタジオ7
ギラギラーンVV
ドカドカーンV
▼ブカブカーンV
ハーモニカサウンドツール。指向性催眠音波で任意の人間を無力化する。
対ペルクリオ戦で全てのサウンドツールを失った際に使用。複製とは言え普通の建造物で、ハープの様に使用する。
ディスク
ディスクX原種核Ver.(ディスクXリミックスVer.)
▼ディスクF
ペルクリオ戦でのみ使用されたディスク。ディスクXを超えた破壊力をテーマに開発されたが、1枚しか存在しない。対象の分子構造を劣化させた後、グラヴィティ・ショックウェーブによる追撃で敵を粉砕。ゴルディオンハンマー技術とソリタリーウェーブ技術の融合による技術で、相手を狙って使用できるので固有振動周波数を解析する必要が無い。
余談
マイクは兄達の事が大好きで、たとえ離れていてもずっと気にかけていた。兄弟全員仲が良く、兄弟間なら間違えることなく識別可能。たとえ番号とかのペイントが無くても、担当声優一緒でも。たとえ見た目があーでも。
詳しくは『ロボット闇酷冒険記』を参照
ガオガイガーは竹取物語の他、聖書を物語の下地としている。これは各勇者の設定も深く反映されており、マイクの場合は主に13と声がこれに当たる。(13=キリスト13人目の使徒にして裏切者(実際は裏切ってないよー)。声=讃美歌・最後のラッパ(ロックだけどね))
表題はNumber.23『マイク13』とNumber.25『滅びの声』が該当する。
兄弟
XCR-1 マイク・サウンダース1世 =長男
XCR-2 マイク・サウンダース2世 =次男
XCR-3 マイク・サウンダース3世 =三男
XCR-4 マイク・サウンダース4世 =四男
XCR-5 マイク・サウンダース5世 =五男
XCR-6 マイク・サウンダース6世 =六男
XCR-7 マイク・サウンダース7世 =七男
XCR-8 マイク・サウンダース8世 =八男
XCR-9 マイク・サウンダース9世 =九男
XCR-10 マイク・サウンダース10世 =十男
XCR-11 マイク・サウンダース11世 =十一男
XCR-12 マイク・サウンダース12世 =十二男
XCR-13 マイク・サウンダース13世 =十三男