関連人物
おじさんがグランバハマルで出会い、関わり合いを持つようになった人々。
基本的にはおじさんの過去の冒険にしか現れない為、言うなれば『過去篇』の登場人物。
ツンデレエルフ
異世界「グランバハマル」で出会ったエルフの美少女。おじさんの事を「オーク顔」と呼ぶ。
おじさんには劣るが、彼女自身も剣や魔法の達人であり、身につけている装備品も相当ハイクラスな一級品揃い。
おじさんに助けて貰った事がキッカケで彼に惚れ込み、付きまとっていた。
彼とはタメ口で見た目相応の可愛げのある喋り方をするが、それ以外の人物に対しては凛とした固い口調で喋る。
しかし、中身は典型的なツンデレで、素直にもなれずに照れ隠しから罵倒を口にしてしまうため、おじさんからは嫌われてしまっている。…もっとも、普通に見ればその好意はバレバレであり、たかふみも一目見るだけで把握するほどであった。
だが、おじさんは、異世界転移する前の日本にはツンデレの概念がそれほど広まっていなかった事や、異世界での理不尽な体験から極度の人間不信に陥った事などから、エルフの照れ隠しから来る罵倒を真正面から受け止めてしまい、そのため彼女を素で嫌っている。
この結果、作中に登場するたびにおじさんから無意識にフラグを盛大に叩き折られる羽目になっている可哀そうな人。そのため、記憶を映像化する魔法でその様子を見たたかふみや藤宮からは心底から不憫がられている。
しかし、どれだけ酷い目にあってもおじさんに半ばストーカーのごとく付きまとうなど、精神的には非常にタフな人物でもある。
本名はスザイルギラーゼガルネルブゼギルレアグランゼルガ=エルガ(30話にて判明)、おじさんは「お前」や「あいつ」、たかふみは「ツンデレさん」と呼んでいる。(30話以前)
本名が長いことを理由におじさんのつけたあだ名は「翠(スイ)」。
どのような経緯なのかは今の所、細かく語られていないが、別れについて、おじさん曰く「適当な町でまいて逃げた」らしい。
メイベル
フルネームは「メイベル=レイベール」。
伝説の竜の一体「魔炎竜」を倒せる唯一の武器である「凍神剣」を守護する、氷の一族の美少女。氷で囲まれた部屋で過ごし、他者に対して心を閉ざしている。
勇者一行
アリシア、エドガー、ライガの幼馴染三人。最初はモブとしておじさんと出会い、その後徐々におじさんと関り合うようになっていった。
おじさんと関わったことで、なんやかんやあってアリシアが「勇者」となり、エドガーとライガも勇者の懐刀として有名になる。
しかし、世間からの名声とは裏腹に、自分たちが新人で弱小クラスの実力しかもっていない自覚はあり、突如として降ってわいた「勇者」と言う地位と栄誉に内心しり込みしているものの、訂正することもできずに葛藤も抱えている。
おじさんのことを知らない状態だと、基本的におじさんを襲撃するが、冷静におじさんと付き合うとその内面の人柄の良さを知り、好意的に接してくれる。
ただし、おじさんが自分の都合でちょくちょく記憶を消すので、何回か戦闘し、そのたびにおじさんにぼこぼこにされる不憫な人たちでもある。
初登場は第6話の越冬祭の時で、モブとして登場しつつ、その頃におじさんとは面識を持つ。
その後、第8の封印都市ルバンドラムにも訪れるが、その際の記憶はおじさんによって消される。
そして第10話にて、ゴブリンの大群から村を守る依頼を受け、窮地をおじさんに助けられたことで一度は心を開きかけるも、アリシアはおじさんがルバンドラムの結界を再構築したことを偶然見ており、まるで伝説の勇者様だと密かに尊敬していたが、そもそも自分のせいで結界が壊れたことを隠したいおじさんに仲間と共に記憶を消される。
その後、おじさんが逃げたため、ゴブリンの大群を退けた功績はすべてアリシア達のものとなり、結成して半年ばかりのビギナー冒険者にも関わらず、教会より勇者の称号を得る。
アリシア=イーデルシア
ビギナー冒険者で神聖魔道士の美少女。のちに「神聖勇者(シャイニング・クルセイダー)」の称号を得る。
エドガー=クロストルガー
黒髪の剣士。「山薙(マウンテンスレイヤー)」の称号で呼ばれる。
ライガ=ストライガ
少し明るい髪色の武闘家。「忘我の狂戦士(マッドネス・バーサーカー)」の称号で呼ばれる。