◆忍◆ ニンジャ名鑑#107 【ケイビイン】 ◆殺◆
オダ・ニンジャを憑依させたサイコ戦闘者で、ザイバツ・シャドーギルドの幹部的地位にある。
ネンリキで複数のカタナを遠隔操作するアスラ・カラテは攻防自在。
名前の原語表記はKEIBIIN。日本語の「警備員」に由来する名付けと思われる。
(ネオサイタマ電脳IRC空間「ニンジャ名鑑」より抜粋)
「貴様のシツレイは、我がカラテと命で雪ぐ」
人物
初出は第2部「ブレードヤクザ・ヴェイカント・ヴェンジェンス」。
秘密結社『ザイバツ・シャドーギルド』の最高幹部衆グランドマスター位階の一人で『オダ・ニンジャ』のソウル憑依者。
ザイバツ内でもごく一部の高位の者しか立ち入りを許されていないキョート城中庭の手入れを一任されている庭師でもある。
彼とその配下のニンジャ達の主任務はキョート城の警備であり、彼自身直々に警備訓練にも参加している。
グランドマスターという己の地位に対して相当の誇りと覚悟を持っており、アイサツだけでカラテの格の高さがうかがえると言われるほどのアトモスフィアをまとっている。
第二部最終章にて、キョート城内に侵入したニンジャスレイヤー達の前に立ちはだかる。
容姿
暗青紫色のニンジャ装束を身にまとっている。
ジツ・カラテ等
アスラ・カラテ
オダ・ニンジャのニンジャソウルに由来する強力なサイコキネシスを利用し、暗紫青色のソウルの炎を纏わせて宙に浮かせたカタナ、サイ、斧、ジュッテ、メイス、丸盾の6つを自在に操る攻防一体のカラテ。使用時はあぐら姿勢を取り、膝の上に乗せた手にソウルの炎がヒトダマめいて灯る。ソウルの炎にはエンハンスメント・ジツと同等の効果があるので、ヤモト・コキの「サクラ・エンハンスメント・ジツ」と似た様なものか。
アスラ・カラテを使用しない時はソウルの炎を宿したニ本のニンジャソードで戦う。こちらのワザマエも相当なもの。
カゲムシャ・ジツ
オダ・ニンジャのニンジャソウルに由来するユニーク・ジツ。
阿吽めいて開口・閉口した2体の青銅の戦闘的ブッダ像にかりそめの命を与えて、カラテゴーレムとして動かす能力。
カラテゴーレムは彼の命令に従って動く他、ある程度までの自律行動が可能となっている。また、キョート城の中庭への侵入者を感知することも出来る。
前述のアスラ・カラテによるサイキック制御武器とカラテゴーレムの連携攻撃は実際脅威であり、ニンジャスレイヤーとディテクティブの二人をして一切寄せ付けぬほどの圧倒的な戦闘力を見せつけた。
喉元に燃える暗紫色のソウルの炎が急所。
オダ・ニンジャ
詳細な記述は省くが後のエピソード(回想シーン)で重要な役割を果たした。