概要
デジモンの勢力の一つ。
「バンチョー」とは、強者たちと闘いにおいて“心を折られることなく闘い続けた者”に与えられる称号で、全員「GAKU−RAN」(バンチョーリリモンの場合は特攻服)を羽織った究極体デジモンを指す。
無論、番長を名乗る以上は単純な善悪には囚われない存在であり、各々が異なる信念の下に独自に活動を行っている。なお、これとは別にバンチョーマメモンは「豆門連合」という勢力を率いている。
名前は既存デジモン+バンチョーで統一されており、この中で進化ルートが全て新規デジモンで構成されているのはバンチョーレオモンのみ。また、バンチョーゴーレモンやバンチョースティングモンはそれぞれ単体進化が存在していなかった原種の進化ルートを補完する存在となり、バンチョーリリモンは何かと進化先が議論されやすいリリモン系譜にも新たなる可能性を示した。
2005年3月下旬発売の育成ギア『デジモンアクセル ジャスティスゲノム』にてバンチョーレオモンが登場し、バンチョーという勢力が登場しただけでなく、この勢力に属する「BAN-TYO」と呼ばれるデジモンと同時期に発表された勢力「D-ブリガード」の間には因縁がある事が判明している。
2006年には『デジモンセイバーズ』のキーパーソンとしてバンチョーレオモンが登場、日本一の喧嘩番長こと大門大アニキに修行をつける、強化形態であるバーストモードを披露するなどの大活躍を見せた…と2000年代中盤の代表格として扱われ、この時からバンチョーは5人いるという設定が存在していたものの、一向に全員が揃う機会は訪れていなかった。
ソシャゲ『デジモンコレクターズ』では2014年から「BAN-TYO-黒百合のリリ-」、「BAN-TYO-孤高の反逆者-」、「BAN-TYO-漢癪魂-」、などのイベントが開かれ、バンチョーマメモン〜バンチョーゴーレモンまでの4体が判明した。バンチョーゴーレモンは7月9日見開始された「BAN-TYO-漢癪魂-」で登場したため、実に9年の歳月をかけて全員集合した事になる。ただ、オリンポス十二神族が全員揃うのに12年、ロイヤルナイツは13年とスパンとしては短い方である。
ようやく揃った彼らだが、その後のゲーム作品では集まりが悪く、専らゲームに登場するのはバンチョーレオモンぐらいで、『デジモンリアライズ』ではバンチョーリリモンとバンチョースティングモン、バンチョーゴーレモンが3Dモデルを与えられたものの、バンチョーマメモンだけが実装されないままサービス終了している。
メンバー
全員が究極体の人型デジモンである。
バンチョーレオモン
バンチョーマメモン
バンチョーリリモン
バンチョースティングモン
バンチョーゴーレモン
その他
本来なら「バンチョー(デジモン)」とすべきだが、タグとして多く使われているこちらを採用する。
関連タグ
外部リンク
- 公式デジモンプロファイル「バンチョー」の称号