概要
『Dead by Daylight』に登場するキラー(殺人鬼)の一人。
2021年9月8日にリリースされたDLC『Chapter XXI: "Hellraiser"』にて追加された。
イギリスのホラー映画『ヘルレイザー』シリーズに登場する異世界の魔道士である“セノバイト”の一人「ピンヘッド」本人。
呼称は映画内にて登場する異世界の魔道士たちの総称から。
本来の意味は「修道士」。
人物
本名 | エリオット・スペンサー(Elliot Spencer)/ピンヘッド(Pinhead) |
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性別 | 男 |
出身地 | イギリス |
声優 | ダグ・ブラッドレイ(Doug Bradley) |
体毛のない真っ白な肌に、頭部全体を包み込むように等間隔に突き立てられた無数の釘、服装はボンテージ風の黒レザー製のローブ…と、列挙するだけでも(色んな意味で)痛々しい外見の異世界人。
彼含むセノバイトたちは「苦痛の先に最上の快楽がある」という考えの下で行動しており、出典の映画のキーアイテムである「ルマルシャンの箱」を開けた者に褒美として、未来永劫“究極の快楽”を与えることを目的としている。本作における彼の目的も映画と同じであり、つまりはサバイバー(生存者)たちに善意で苦痛を与えようとしている。
…悪意を持って襲撃する他のキラーより余計にタチが悪く感じるのは気のせいだろうか…。
背景
エリオットの過去
ピンヘッドもといエリオット・スペンサーは元々イギリス陸軍に所属する軍人、つまりは人間であった。当時の階級は大尉。
第一次世界大戦に従軍しPTSDを患ってしまったことで人生に絶望し、“究極の快楽”が得られるという「ルマルシャンの箱」に手を伸ばした。上述通り、箱を解いたことでセノバイトたちに導かれ終わることのない苦痛を味わい、彼らの教えに心酔。自らもセノバイトの一人「ピンヘッド」として生まれ変わった。
エンティティの世界へ
快楽と苦痛の果てなきスリルをはじめ、さらなる体験の領域を追求したセノバイトは、自身らの召喚の鍵である「ルマルシャンの箱」を、エンティティの生み出した裏の世界(閉鎖空間)の中に出現させた。
直様、奇妙な箱に興味を惹かれたであろう何者かによって、ピンヘッドは儀式の狩場に召喚される。そしてその次に訪れたのは、領域中に溢れる甘美な苦みだった。
性能
移動速度 | 4.6m/s |
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心音範囲 | 32m |
視点 | 高い(高身長) |
凶器 | フックと鎖 |
標的を拘束する幾本ものフック付きの鎖。 | |
固有能力 | 苦みの召喚 |
根城 | なし |
固有能力「苦みの召喚」で「門」を投射し、そこから鎖を撃つことができる。
サバイバーに当たるとサバイバーを拘束する。拘束されたサバイバーは走れなくなるが、振りほどいて拘束から抜け出すことができる。鎖は更に重ね掛けでき、その分移動速度が低下する。
セノバイトでマッチに参加すると、マップのどこかに「ルマルシャンの箱」が出現するようになる。放置されると「チェーンハンティング」が発動し、サバイバー全員が鎖に追われる。鎖の追跡は、サバイバーが箱を拾うまで終わらない。
箱を拾ったサバイバーは「忘却」状態になり鎖に狙われるようになる。その上一度箱を拾ってしまったら仕掛けを解くまで手放せなくなる。更に、仕掛けを解いているとセノバイトがワープしてくる。
また、箱はセノバイトも拾うことができ、「チェーンハンティング」が発動してサバイバー全員を拘束し、居場所を特定することができる。一度使用された箱は一定時間で再びマップの何処かに現れる。
箱を拾うか放っておくかは、サバイバー次第なのだ。
メメント・モリは鎖でサバイバーを拘束し、台に括り付けて亜空間に引きずり込むというもの。エンティティ召喚以外で唯一マップにサバイバーの死体が残らないメメントモリである。
余談
声優
本項キラーの声は、出典で実際にピンヘッドを演じていたダグ・ブラッドレイが担当している。ブラッドレイ氏は2005年の8作目までこのピンヘッドを演じ続けており、まごうことなきシリーズの立役者と呼ぶべき大人物である。また、これまではコラボキラーの多くも実際の演者とは異なることが多かった(多くはゲームの各部門スタッフの兼役)中で本人出演という杞憂な例を持つキラーとなった。
エンティティとの関係
DBDにおいてキラーは拷問などをされて服従させられているが前述のとおりセノバイトは本来の世界において終わることのない苦痛を受けており拷問を「究極の快楽」としているため他のキラーとは違い全滅させた際のご褒美として拷問を受けているのではなどと言われたりもする
関連タグ
ヘルレイザー セノバイト ピンヘッド エリオット・スペンサー ドM
THE NEMESIS(ネメシス) → THE CENOBITE(セノバイト) → THE ARTIST(アーティスト)