データ
概要
ウィルス種デジモンのデジコアが好物という獰猛な完全体の魔獣型デジモン。その悪魔的ともいえるウィルスへの執着に目を付けられ、天使系デジモンに使役されている。知性や理性といったものはなく、他者のデータを貪り喰らうことだけが、ただ一つの存在理由である。
ネームモデルはペルシア発祥のモンスターの一種、「マンティコア」から来ている。
作品での活躍
デジモンゴーストゲーム
「グルルルル…」
CV: 高塚正也
第35話に登場。
デジモンアニメシリーズでは、今作が初登場となる。
一夜町にて100年に一度現れる『人狼』として恐れられており、襲われた人間は傷をつけられた部分が紫色に変色してしまう。人狼の祟りを終わらせるには「月夜野の娘」を生贄に捧げるしかないという。
ネットの噂の調査のために瑠璃の親戚がいる一夜町に連れて来られた宙と清司郎は、特に人狼の伝説に詳しいという"サチ婆さん"に話を聞くことに。そして瑠璃が「月夜野の娘」の娘で生贄にならなければならないと告げられる。瑠璃は最初は全く信じなかったが、幻覚が見えたことで生贄のふりをして人狼の正体を探る手に出る。
12時の夜、祠にてその正体を現し、生贄にやって来た瑠璃たちに襲い掛かる。
『アシッドインジェクション』による強力な毒と高いパワーで3体を追い詰めるが、瑠璃の想いとジンバーアンゴラモンの瑠璃を守りたいという想いにより、ジンバーアンゴラモンがラモールモンに超進化を果たす。
マンティコアモンはパワー勝負に出てゼロ距離で『トリニティゴスペル』を放とうとするが、パワーはラモールモンの方が上であり『トリニティゴスペル』を口の中で暴発させられた直後に『禍災爪』でめった切りにされ完全に戦意喪失したところに、マンティコアモンを使役しているダルクモンが止めに入る。
連れ戻しにきたダルクモンによれば、実は町の人狼伝説のデータを喰らってしまったことで自身を人狼と思いこむようになってしまったという。
事件後はデータの削除を試みるとダルクモンにより連れ戻された。
これで人狼事件は解決したように見えるが、そもこの「人狼伝説」は600年前から一夜町に言い伝えられている話で、マンティコアモンはそのデータを喰らって自分が人狼と思い込んでいたに過ぎない。
もしかすれば、人狼自体は本当にいるのかも知れない…
進化ルート
プットモン→キュピモン→ルーチェモン→ミミックモン→マンティコアモン