「大丈夫!あなたたちは、私が死なせない!」
演:石川紗彩
概要
CREW GUYS JAPANの総監代行を務める女性。
学生時代にスカウトされGUYS上層部に入ったらしく、若くして組織のナンバー2にまで上り詰めた超エリート。
総監がとある事情から不在となることが多いため、総監から指示を受ける形で実質的なCREW GUYS JAPANのトップとして職務を遂行している。
こうした立場もあって、総監やミライの素性を知る数少ない主要人物の一人となっている。
ちなみにトリヤマ補佐官は上司である彼女を「ミサキ女史」と呼んでおり、頭が上がらない様子。彼女とは親子くらい年が離れており、補佐官は自身の失態について彼女から叱責を受けた際「実の娘に叱られている気分だ」と語ったこともある。
GUYS全体としての怪獣への対応や作戦内容を説明する役割を担うが、自ら視察などに出向くこともある。エリート風を吹かせたり私情を持ち込んだりするようなことはせず淡々と職務全般をそつなくこなしており、デスクワーク担当のクールビューティーとしての顔を見せることが多い。
とはいえ冷徹というわけでは決してなく、現場の隊員たちの意見を踏まえて作戦内容の変更などにも対応する姿勢を見せることもあるほか、視察中に迷子になったマル補佐官秘書を自ら探しに行ったり、落ち込んでいたトリヤマ補佐官のことをマルから聞き総監からの励ましの機会を設けたりしたことも。
また、とある事情からコノミの買い物に付き合うなど、意外に年相応のノリの良さが出ることもある。
異次元物理学者であるフジサワ・アサミ博士とは学生時代からの親友であり、ヤプールの侵攻開始直後に博士をCREW GUYS JAPANに呼んだのも他ならぬ彼女である。
因みに博士からは「ユッキー」と呼ばれているらしい。
窮地に陥った時でも気丈に振舞い隊員たちを励ますことが多く、フジサワ博士曰く、「学生時代に自分の親が病気になった時も、励まされているうちに本当に大丈夫な気がしてきた」とのこと。
だがその一方、心の内を誰にも見せず気丈に振舞うがゆえにそのつらさや責任感を一人で抱え込んでしまうことがあり、ヤプールの侵攻を半永久的に封じる作戦がベロクロンの攻撃によるサコミズ隊長の負傷で暗礁に乗り上げた際には、計画に必要なフェニックスネスト・フライトモードを動かす権限を持つ唯一の人物となったことから、隊員たちにも黙って一人で出撃しようとするというかなりの無茶を考えたこともある。
最終的には隊員たちやアライソ整備長に説得されて思いとどまり、回復したサコミズ隊長率いるGUYSの戦いを見届けたことで、彼らとともに戦う意味を改めて噛みしめることとなった。
こうした上官としての有能ぶりや時折見せる優しさなどもあってか、ほぼ同年代の隊員たちからは「ミサキさん」と呼ばれ慕われているほか、アライソ整備長からも彼らを見守る上官としての在り方を高く評されている。
エンペラ星人との最終決戦後、総監が職務に復帰したことで総監代行としての任を終えることとなり、以降は総監秘書として引き続きGUYS上層部を支えている模様。
余談
関連項目
ヴァイロ星人…翌年のウルトラシリーズにて石川女史が演じた宇宙人。ミサキを意識したのか善人。