概要
ホワイトの図鑑説明にあった「3つの頭で食べつくしてしまう」が出てくる。
見た目も性質もゾロアスター教に登場するアジ・ダハーカのような存在であるとされていた。
事実、物語の途中で登場するムンナも、何度も食べられそうになるところで命懸けの逃亡を繰り返してきたのである。
ゲームのパッケージでも、主人公に襲い掛かるような構図で描かれている通り、まさしくBWでの設定通り。
活躍(ネタバレ注意)
※以下、『マグナゲートと∞迷宮』の終盤以降のネタバレを取り扱っているため、閲覧は自己責任でお願いします。
…と思われたが、
それらの背景・構図は夢を思い通りに操り、ムンナが主人公を洗脳するために都合よく作り変えた偽情報であった。
その正体は主人公を含めた人間達をポケモンの世界に呼んだ命の声と呼ばれる化身。
例えて言うなら、前作の時・闇の探検隊で登場したクレセリアと同じ立場である。
いうなればジュプトルとヨノワールと同じ、敵と味方が実は逆だったというパターンだが、前作をプレイ済みでも見た目の関係で惑わされたプレイヤーもいるのではないだろうか。
BWでの恐ろしく凶暴なイメージとは裏腹に、心優しく茶目っ気もある。口調もおどけたようなかなり親しみを感じるられるもの。リアルきれいなサザンドラ。しかし決しておバカちゃんではなく、主人公に経緯を説明する際はおどけた雰囲気はナリを潜め、シリアスとは言えないがかなり真面目に話す。
道中、一緒に行動する事になるのだがレベルは64と大分上であり、頼りになるポケモン。代償としてわざの成長はすれど、経験値は上がらず、レベルアップもしない。
また作戦も一度ダンジョンを出るとリセットされる。
後はパートナーがいない事くらいだが、これは同行する最後のダンジョンでは除外される。
「命の声」と言う設定上、心の波動を合わせることが可能なので「みんなでアタック」を発動することも「チームスキル」をシンクロさせることもできる。
精霊のような立場なのにどう考えても選ぶポケモンをミスっているとしか思えないくらい外見とのギャップが大きい「命の声」であるが、主人公らに手助けすべく自ら戦う意思も持っているので、強めのポケモンを選んだという意味では間違っていないかもしれない。
実際ダンジョン攻略時においてもイベントシーンにおいても、サザンドラとしての力を十二分に発揮しているので、かなり頼りになる存在である。
パラダイス目前になってキュレムが急襲。一度は消滅するものの、あくまで実体ではないので、エンディングで再び姿を見せている。
役目を終えた主人公が元の世界に帰るところを見届け、世界を救ってくれたことに感謝の言葉をかけてくれる。正しい意味での使用なのでご安心を。
ちなみにムンナの言う事にも一つ、正しい事がありそれは食欲。
食費はかなりのものになっているらしく、スワンナママのお店では一度所持金が足りずにツケて貰った事がある(ヌオーもやらかしてるのだが)。
ちなみに主人公がいない間にちゃっかり仲間入りする。「命の声」ェ……。
主人公が元の世界に戻った後もポケモンの世界にわずかながら介入していることを察知しており、パートナーと共に再びポケモンの世界へ出迎えてくれる。
続編にあたる超ポケダンにもゲスト出演している、ちょっとメタ発言があるが、強さは本物なので苦労してる調査団は命の声ことサザちゃんの力を借りてみるのもいい。
性別について
マグナゲートでは性別システムが廃止されたため、中性的なイメージも相まって性別は不明。特定の層には残念な仕様の性別廃止であったが、性格の可愛さゆえか、どちらで妄想しても都合が悪くならないようになっているとプラスに考えるべきだろう。
サザンドラは性別が『サザンドラ』で良いと思う。♂とか♀とかじゃないさ
関連タグ
サザンドラ…本編及びその他の作品に登場するサザンドラ