概要
『リコリス・リコイル』に登場するDAの元となった組織、『八咫烏』の暗殺部隊『彼岸花』が前身となっている、DAのエージェントにして実行部隊。教育を施し育成した高校生程度の少女たちによって構成され、リコリス以外に情報部や育成・管理をする部署も存在する。
構成員は全員孤児であり戸籍を持たされておらず、活動は基本的に日本国内に限定される(パスポートを取得・使用して海外へ渡航できないため)。
活動内容
主な武器は拳銃で、上記のとおり殺人が許可されているため、実情を知る者からは『殺し屋』『処刑人』と揶揄されることも少なくない。
戦闘技術・身体能力はもちろんのこと、語学(少なくともロシア語とフランス語)や車の運転技術もスキルとして叩き込まれており、実際にたきなは16歳にして乗用車を運転可能である(年齢や無戸籍であることを考えると、特例で免許が発行されているか無免許運転である可能性が高い)。
反面、年相応の少女としての生活が送れているとは言いがたく、DA所属のリコリスは任務時以外の私用の外出が許可されておらず、制服以外にスカートを持っていない(より正確に言えば私服に頓着していない)リコリスもそう珍しくはないらしい。
第3話のフキの言葉を借りれば、リコリスが使命に殉ずる理由は「孤児である自分たちを救い、育ててくれたDAに対しての感謝」であるらしく、ある種の刷り込みをうかがわせる。
制服
『制服姿の女子高生は日本でもっとも他人に警戒されない姿であるため』という理由からユニフォームは学校制服のような外見になっており、夏は半袖で活動する。
ランクが存在し、カーストごとに指定された色がある。詳しくは『ランク』の節を参照。
ランク
大きく分けて3つのランクがある。
余談
リコリスが女性だけである理由は中盤まで語られていなかったが、第6話にて男性エージェントは『リリベル』の呼称で別組織に配属されていることが明かされた。詳しくはDirect Attack 関連施設の節を参照。