注意!この項目にはUndertaleにおける核心に迫るネタバレが多い項目です。
ゲームをプレイしていない方・自分で攻略したい方には向かないので、閲覧推奨はできません!
またこの記事はとある人物に関連度が高いので注意してください。
概要(ネタバレ注意)
『True Pacifist Route(真の平和主義者ルート・Pルート)』に行くために必ず通らなければいけない舞台。事実上のラストダンジョンであり、Gルートでもここの存在が大きく関わってくる。
アルフィーのデートイベントが完了した後にパピルスから電話が掛かり、「アルフィーのラボに行ったほうがいい」と諭される。
研究所に行くとアルフィーからの置き手紙がバスルームの入り口前にあって、バスルームのドアが開けっ放しにしてあり、入るとエレベーターになっている。このエレベーターを起動することで行けるようのである。
起動すると、無事に下に降りることはできるが、エレベーターは故障して後戻りできなくなる。
【以下、更なる重大なネタバレを含みます。】
重大なネタバレ
此処の正体は、アズゴアの勅命で人間とモンスターのタマシイについて研究していた場所である。
壁にある電光掲示板には、その研究の経緯や結果などが記されている。
メタトンとサンズはここの存在とアルフィーの秘密を知っていた。
地下世界を地上と隔てるバリアを破るために七つ必要とされる人間のタマシイは、モンスターのものよりも「強力」なようで、肉体が死亡しても人間のタマシイはある程度の間消滅せず、人間のタマシイ一つがモンスター全てのものを合わせたほどの力を持っている。
しかし長い間その理由が不明であった。
もしこの違いを解消する事ができれば、人間が7人落ちてくるのを待たずしてバリアを破壊する事ができることになる。
研究の結果、その違いは「生きようという思いの強さ」「世界を変えたいという気持ち」ということを発見、この力を 「ケツイ」と名づける。
ケツイを注入してやれば、モンスターたちのタマシイがバリアを壊せるほどに強くなるのではないか、と推論を立て、死期が近づき動かなくなったモンスターたちを地下世界中から回収、彼らにケツイを注入する。首尾よく実験に成功し、なんとモンスターたちは息を吹き返した。
この予期せぬ結果に当初は喜んでいたが、魔法でできているモンスターたちの肉体は強すぎるケツイの力に耐えきれず、ドロドロに溶け出して複数体が融合してしまう。
そうなってしまったモンスターはまとめてアマルガムと名付けられた。
多くの犠牲を払った研究の成果物は、アマルガムへの変化と人造モンスターの誕生からヒントを得た事によって成し遂げた、死んだ人間のタマシイをとどめておける保管容器の製造技術だけ。
これ以上の展望も見込めず、八方塞がりとなった。
その経緯からアルフィーは、亡くなったはずのモンスターの遺灰を返してほしいという家族からの連絡を無視し続け、ラボに「彼ら」とともに閉じこもるようになる。
疑問点
- この研究報告書は一番新しいものはNo. 21であるので報告書は全部で21つあるはずなのだが、実は 『No. 17』だけが抜けている。
- 報告書ではアズゴアのことを「王」と呼んでいるものと、呼び捨てにしているものがある。ちなみにアルフィーは呼び捨てにしている。(英語版・日本語版共にその仕様。)
- 英語版では文章の初めや単語の頭が大文字になっているものと小文字になっているものがある。
つまり、アルフィーの前任者の存在を示す記述が散りばめられており、研究自体も序盤は前任者が組み立て時を経てアルフィーに引き継がれていたと考えられる