シュラ(ONEPIECE)

しゅら

少年漫画『ONEPIECE』に登場する人物。

「あァ腹立たしき愚か者への怒りの求道　思い知れ紐の試練!!!!」

概要

エネルに仕える神官の一人。昔の飛行機乗りのような格好とダリ髭が特徴。

エネルの政権下にあった8～2年前までの間、他の神官たちと共に空島“スカイピア”の「神の島（アッパーヤード）」にて罪人を裁く「天の裁き」を行っていた。

血の気が多く、好戦的かつ短気。

また「誰かが生きるということは誰かが死ぬということ…この世とはそういうものさ」「"犠牲"という名のこの世の真理だ」といった事を述べており、「生きる上で誰かが犠牲になる」ことを是とするかなり危ない思想を持っている様子。

コイツ以外の連中も「神官」を名乗る身の上でありながら他者を救おうとする思考は皆無であり、「生は苦しみ」「救いの道は一つある…みんな死んだらいい」のように「死こそが救済」という価値観を抱いているようだ。

「熱貝（ヒートダイアル）」を仕込んだ高熱の槍「熱の槍（ヒートジャベリン）」と「紐雲」を武器とし、相棒の巨鳥「フザ」と共に空中戦を展開するスタイルが得意。

見えない程細いが強靭な紐雲という雲を使って生存率3％のトラップ地帯“紐の試練”を形成している。この試練に侵入した者は、気付かずに紐雲を身体に纏わせ続け、途中で身動きが取れなくなり、そこをフザに乗ったシュラに攻撃され討ち取られるという。

裁きの一環としてチョッパーを襲撃して殺そうとしたところ先代神ガン・フォールの邪魔が入る。多少苦戦はするものの紐の試練にガン・フォールを誘い込み勝利。一時的に戦闘不能にする。

エネルが仕掛けたアッパーヤードのサバイバルにも神官として参加。シャンディアの戦士達を一度に大量に捕獲するが、ワイパーだけは捕まえられなかった。

その後ワイパーと得意の空中戦を繰り広げるも、ワイパーの捨て身の排撃を受けて気絶し、サバイバル最初の脱落者となり離脱。

エネル失脚後は、雲流しの刑(人1人分のスペースの島雲に乗せられ空を1人で彷徨い続ける遠回しな死刑)に処された。