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概要

暗黒竜と光の剣』および続編の『紋章の謎』(ともにリメイク版含む)、『アカネイア戦記』に登場。

クラスは「パラディン」。

アカネイア王国の女聖騎士。外見は青髪のショートボブで、ピンクを基調とした鎧を纏っている。シリーズ初の女性パラディンでもある。アストリアの恋人。

女性ながら勇猛且つ媚びない性格だが、恋人をはじめ心を許した相手の前ではお淑やかになる。

例として、アカネイア戦記でのカミュや紋章の謎でのハーディンなど、敵対する人物との会話では「のだ」「だろう」と強い口調になり、命令形も多く使っているが、マイユニットや上司のボア、先述のアストリアなど仲間との会話では、敬語か女性言葉を使った柔らかい口調になっている。

暗黒竜EDの後日談では「美しいドレスで着飾った彼女を見て、だれもがあの勇敢な騎士ミディアであるとは気づかなかったという。」(抜粋)と説明されており、平時と戦闘時でオンオフの切り替わりが大きいことがうかがえる。

作中における彼女とアストリアの会話は、特にお互いの恋愛感情が強調される傾向にあり、そのせいか二次創作においてはバカップル扱いされることも多い。

『新・紋章の謎』で追加された会話ではとても戦火の真っ只中にいる騎士の会話とは思えないレベルでありよりイメージに拍車をかける事になった。

リメイク版において

家柄など細かい設定が追加された。ディール候シャロンの家の出で、オーエン伯爵の娘。またジョルジュとは過去に家同士で決められた婚約者であった事が語られる(ただしジョルジュはアストリアの気持ちを知っていた事に加え、親同士が勝手に決めた約束に縛られたく無いからとこの縁談を自ら破談にした)

また恋人であるアストリアとの馴れ初めが掘り下げられ、当初は雇われ傭兵であったアストリアの事を良く思っておらず、またアストリアも騎士としてのプライドゆえ傭兵を見下していたミディアに不満を持ちどちらかというと毎日のように反目し合っていたが、実戦と訓練を重ねるたびにお互いの距離が縮まって行ったことが語られる。

活躍

暗黒戦争時はアカネイア王都パレスで捕虜となっていたが、アリティア軍に救出されそのまま参戦する。

終戦後ニーナの意向でアカネイア騎士団の隊長となる。

第二部では圧政に喘ぎ苦しむ民衆を見かねてハーディン皇帝に反旗を翻したが失敗し捕らえられていたところを、再びアリティア軍に救出され共に参列する。

後日談では英雄戦争後アストリアと結ばれ、共にアカネイア自由騎士団に参加し人々のために働いたとされる。

なお、第二部20章でのハーディンとの会話において、ハーディンの怨念の言葉を「つまらぬ嫉妬」と切り捨てている。

ミディア本人は、国政に関与しない立場から彼を非難しており、ハーディンの心情やニーナとの関係性に関して無関心であるとも取れてしまうが、新・紋章の謎においては「愛する人への思いが強ければ強いほど、その愛を失う苦しみは耐え難いもの」との考えから、彼の痛みは理解していると本人の口から語られている。

キャラクター性能

1話からいるジェイガンに毛が生えた程度のステータスだが、幸運以外の成長率がそこそこあるため鍛えていけばそれなりに強くなる。一方2部では最後に加わる仲間ゆえかHP以外の能力がヤケクソみたいに高くなっている。リメイクの二作でも成長傾向は同じだが『新・紋章』では加入レベルが4も下がったのにステータスは上昇している。2部では加入時点で完成されすぎてるいるうえ、残りがわずか数話しか無いため育てようも弄りようも無いので愛着がわかないという珍しいユニットになっている。