サーキース

さーきーす

サーキースとは、少年漫画『ONEPIECE』に登場する海賊である。

「おめェらより… おれ達の方が強ェ!!! 宝を奪う為にこれ以外どんな資格が必要なんだ!!?」

概要

王下七武海の1人ドンキホーテ・ドフラミンゴ率いるドンキホーテ海賊団傘下の海賊で、胸にファミリーのシンボルを刻んでいる。

本気になると異名の由来でもある巨大なククリナイフを持ち出して戦う。

副船長の立場は伊達ではなく、海賊団ではベラミーに次ぐ実力者。

ただし、モンブラン・クリケットにはナイフを使っても劣勢を覆せなかった。

大刃撃（ビッグチョップ）

縦に回転しながら相手を斬りつける攻撃。

ドフラミンゴやかつてのベラミーと同じく夢を否定し目の前の利益を最優先する男である。

残忍な割には小心者と典型的な小物だが仲間に対しての情はあり、ドフラミンゴに操られてベラミーを襲う状態になっていても必死で抵抗している。

ジャヤという島の無法地帯“モックタウン”で登場し、空島に関する情報の聞き取りをしていたルフィ、ゾロ、ナミを罵倒するなどやりたい放題だったが、一味の空島行きに協力していた海賊クリケットを所有する金塊をベラミー等と共に窃盗し、彼を襲撃したせいでルフィの逆鱗に触れてから状況は一変。

船長のベラミーはルフィに一撃で倒され、自身もベラミーがやられて機嫌が悪く肩がぶつかった相手に八つ当たりするが「小物には要はねェ」と笑われた上に本気で相手にされず、頭を掴まれ地面に叩きつけられて返り討ちに遭った。

ルフィに負けた事でベラミーを見限ったドフラミンゴに操られてしまい、必死の抵抗をするも結果的にベラミーに制裁を加えてしまった。

その後、ベラミーらと共にスカイピアに向かったが、航路の途中あるいは事故や戦闘により死亡したと思われる(2年後のベラミーは背中に十字架のかかった自身の海賊旗を掲げている)。一応、プロフィール上では2歳加算されているので生存の可能性はあるのだが…。

また皮肉にもそのベラミーがかつて見下ろしていたルフィと同じ信念を持つ好青年へと更生してしまっている。