ヘドウィグ・アンド・アングリーインチについては該当記事参照。
概要
「ハリポタ」に登場する美しいシロフクロウ。ハリー・ポッターのペットであり大事な宝物であり、親しい友達だった。
ルビウス・ハグリッドがハリーに入学(映画では誕生日)祝いとしてプレゼントした。
魔法使いの世界ではフクロウは手紙を運ぶ役割を担っているため、ヘドウィグも普段は城からすこし離れた専用のふくろう小屋に住んでおり、時折ハリーの手紙を届けている。
たまにハリーの耳や指を甘噛みして親愛を示すが、機嫌が悪いとちょっと強めに噛んだり羽で叩いたりする。
主人のハリーにはとても懐いており、時々他のフクロウに嫉妬したこともあった。ハリーの親友ロン・ウィーズリーの飼いコノハズク、小さく幼いピッグウィジョンのことはあんまり気に入っていなかった様子。
ハーマイオニー・グレンジャーも時々ヘドウィグを借りて手紙を運んでおり、ハリーに頼まれずとも気を利かせてハーマイオニーの所に行ってハリーへの手紙を運んで来たりしていた、とても賢いフクロウである。
名前は、ハリーが入学前に読んだ魔法史の教本、バチルダ・バグショットの「魔法史」に載っていた中世の魔女の名前から拝借したもの。
ヘドウィグはドイツのヘートヴィッヒという女性名の英語読みなので、この本に乗っていた女性はドイツ語圏、あるいはドイツ語圏周辺の魔女の可能性がある。
原作者は中世の聖人に関する本から名前を拝借した。元はHedvig(スカンディナビア語:女戦士)から来た言葉で、この名の聖人は二人いる。どちらもポーランド人女性で、母親や学生の守護聖人ヤドヴィガ女王と、孤児の守護聖人シロンスクのヤドヴィガである。
原作では七巻の追走劇の最中、デスイーターが放った呪文の流れ弾に当たって死亡。しかも追手を振りきるために、ハリー自ら彼女の遺骸もろともサイドカーを爆破しなければなかった。
映画版ではハリーを庇う形で呪文を受けて死亡する形に変更されている。
原作の設定ではメスのフクロウであるが、映画ではオスが演じた。