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概要編集

オフ・ブロードウェイで上演されたミュージカル

2001年に映画化もされており、カルト的な人気を誇る。


タイトルは男性である主人公ヘドウィグが、性別適合手術を受けた際に手術が失敗し、股間男性器の名残である「怒りの1インチ(アングリー・インチ)」が残されてしまったことから。


原作脚本監督ヘドウィグ役を全てこなしているのは、ジョン・キャメロン・ミッチェルである。

吹き替えはヘドウィグ:檀臣幸、トミー:石田彰、イツハク:高乃麗

日本では2007年三上博史が、2009年山本耕史が、2012年森山未來が「ヘドウィグ」を演じている。


物語編集

旧東ドイツ生まれのヘドウィグが、幼い頃に母から聞いたプラトンの「愛の起原」にあるような「自分のかたわれ」(=愛)を探し求め、性転換ロック・シンガーとして全米各地を巡る物語。

ある時ロックスターに憧れる17歳の少年トミーと出会い、彼に全ての教育を施し愛するが、股間の「怒りの1インチ」がトミーにバレてしまう。

ヘドウィグを捨てたトミーは、彼女が書いた曲を盗んで大ヒットを飛ばし、人気絶頂のロックスターへと上り詰めていく。

ヘドウィグは自分のバンド「アングリー・インチ」を率いて、トミーの全米コンサートを追いかけながら巡業し、愛を捜し求めていく。

そして最後にヘドウィグを救ったものは…。


関連タグ編集

舞台 ブロードウェイ ミュージカル ロック 映画

性転換 LGBT

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