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壱与(Fate)の編集履歴

2022/09/22 15:42:34 版

編集内容:宝具表記を追記

プロフィール

真名壱与
クラスルーラー
性別女性
身長155cm
体重43kg
出典魏志倭人伝
地域日本
属性秩序・悪・地
好きなもの体を動かすこと、踊り、どんぐり
嫌いなもの愚かな民衆、早起き
設定担当経験値
ILLUST経験値(原案)、toi8(FGO)
CV小澤亜李

ヤングモリアーティに続く2人目の悪属性ルーラークラスである。

概要

Fate/Grand Order』に登場するルーラーのサーヴァント。レアリティは☆4。

2022年のイベント『ぐだぐだ新邪馬台国』にてイベント配布される。

初登場は『ぐだぐだ邪馬台国』の後日談からで、魂だけの状態で卑弥呼のカルデア行きを羨ましがりつつ、邪馬台国を襲った事件の後始末を任される羽目に。

暫く経ってそれが終わりそうだった折、幽玄の中に魂を集める特異点が発生している事に気づき、縁の出来ていたカルデアに時空を超えたSOSを要請。自身もサーヴァントとして霊基の身体を得、共に事態の解決を目指して戦う事になる。

ちなみに、メイン画の姿は巫女装飾を外した普段着仕様で、イベントクリア後に簡易霊衣「思い出の休日スタイル」として霊衣開放権が入手可能。奇しくも再臨で村人の服装から巫女服になる卑弥呼とは逆になっている。

真名

邪馬台国を統べる女王・卑弥呼の死後、その後任になったとされる女性。

卑弥呼以上に資料が乏しく謎の多い存在だが、魏志倭人伝によれば、初代女王亡き後、若くして女王となった壱与が混乱する国をまとめたとされる。

しかしその後の記録から邪馬台国は忽然と姿を消し、歴史の影に消えていった。

晋の武帝に朝貢を行うなどし、よく国を治めたものの、巫女としての力は卑弥呼には及ばず、やがて邪馬台国は滅びの道を緩やかに歩む事となる。

本作独自の解釈として、卑弥呼や自分の後に続くに足る後継者を見つけられなかったことが致命的な原因だった模様。

「なんか全部私が悪いみたいな感じですけど、私だけのせいじゃないっていうか、卑弥呼さんがアレっていうか…。ふぇ~ん、すみませ~ん」

またこちらも独自設定ではあるが、元々は邪馬台国と敵対していた狗奴国の巫女であり、生贄にされそうだったところを卑弥呼に成り行きで救出され、その才能を見いだされて弟子入りしたということになっている。

人物

師同様、民を想い国を導く良き女王であったようで、作中でも地味ではあるが非常に重要な立ち回りをこなした。

為政者として普段は女王然として振る舞っているが、素は割と砕けた人柄であり、明るく陽気で人懐っこい。卑弥呼に対してかなり軽く気安い口調で話しかけている等、この師にしてこの弟子ありな性格の持ち主。

会話の中で『クレーム電話対応』『プレミアムフライデー』などといった現代的な単語をしばしば口にしており、彼女も同じく英霊として座に登録され、現代に召喚された経験を持っている模様。

そのイメージは「世間の荒波に揉まれつつも健気に頑張る新人OL」の様で、そのためか、溜めたストレスなどはアフターの飲みの席などで発散している様子。

卑弥呼に弟子入りしている間に体術などの修行もつけてもらったようで、華麗な邪馬台国女王蹴技の数々は、民への人気も高かったとかなんとか。

「言う事聞かない悪い人は、おもいっきり蹴っとばしちゃいますよー!」

…結局、パンチかキックかの違いだけなのでは?

ただし、スペック事態はどうしても師匠に劣ってしまうため、そこは技量でカバーしているとのこと。そのために無理が効きにくい。

また生い立ちからして相当な不幸体質であるようで、彼女の関わった事柄には尽く不幸が訪れており、それで両親や故郷を失っている。そのために本質的にはネガティブで自虐的であり、普段の明るく陽気な姿はその本質を隠すための裏返しとも取れる。

あまり表には出さないが、光属性な卑弥呼に対して闇属性っぼい自身の力が少し不満な様子。

ちなみに、肉が付きにくい体質が悩みの一つ。何を食べても筋肉も脂肪もつかない。一部の女性陣からはその悩みに対して複雑な顔を向けられている。

能力

卑弥呼同様、優れた呪力と格闘で戦うが、「とりあえず凄いパワーでどかーん!」といった感じの向こうとは違い、高度で繊細な魔力操作を得意とするスタイル。

用いる属性も、光ではなく闇となっている(その割には「壱与レーザー」などという技も繰り出しているが)。

ステータス

筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
DCB++BCC

スキル

対魔力(B)ルーラーのクラススキル。三節以下の詠唱による魔術を無効化し、大魔術・儀礼呪法など大掛かりな魔術をもってしても傷付けるのは困難
陣地作成(B)本来はキャスターのクラススキル。祈祷師として、自らに有利な陣地を作り上げる
天然の肢体(B)
狗奴の呪法 (C)
鬼道(滅) (B)原始的な魔術。神道の原型であるとも言われる。本人曰く、卑弥呼のものとは全く違う種類らしい
闇の託宣(B)
終末の巫女(C)詳細不明。茶々やコンスタンティノス同様、亡国時の責任者が背負わされし業の類と思われる

宵闇翳る月御珠(よいやみかげるつきのみたま)

  • ランク:C
  • 種別:対軍宝具
  • レンジ:14
  • 最大捕捉:140人

「古き深淵よ、開け。」

「四天に常世、其に獣。星よ落ちろ、天地や沈め。『宵闇翳る月御珠(よいやみかげるつきみたま)』!!」

大地の深淵に巣くう何かと交信しその力を操る魔術。真名解放時には勾玉による魔力拡散を行い、広範囲にわたり対象の心を汚染、魂を零落させる。滅びの巫女たる壱与の破滅の託宣。

壱与が卑弥呼の光の力とは異なる、呪術師としての闇の才能を開花させた宝具。

「もしかして、なんかイメージ良くないです?」

ゲーム上での性能

関連人物

生前

卑弥呼

先代にして師匠で、命の恩人。公的には「卑弥呼様」、私的には「卑弥呼さん」と呼んでいる。

現在の陽気な人格も彼女との関わりから形成されたようで、大きな影響を受けている。

ちなみに、卑弥呼がマスターに気があることには気がついているが、卑弥呼本人が照れ隠しで否定している為、卑弥呼がカルデアに出向いた意中の人物を紹介しろと(意地悪込みで)せがんでいる。

卑弥呼の弟

生前は大変にお世話になったようで、卑弥呼の弟とは思えないほど思慮深く穏やかだったと表する一方、なにか思うところがあるのか、最終的には「やっぱり姉弟」と評している。

クコチヒコ

元師弟。不幸体質で身寄りの無くなった壱与を引き取り、「祖の獣」復活の生贄にする為、監禁して虐待し、負の感情を育てようとした。最終的には卑弥呼に連れて行かれたため、自身か「祖の獣」の生贄になる。

最初から生贄にする気があったかどうかは不明ながら、自身の魔術を一通り伝授している。

虐待云々に関しては恨んでいないが、食事が獣臭い肉一辺倒だったことは根に持っている。

Fate/Grand Order

藤丸立香

契約したマスター。普段は卑弥呼に倣って「未来さん」呼びしている。

主従というよりは仲の良い同期の同僚、または友人に近い関係。たまに壱与の愚痴に付き合ってあげているようだが、そのためか飲みの席に拉致られることも多い。

彼/彼女の荷が勝ちすぎる現状にはかつての自身を重ね合わせ、同情とも共感とも取れる態度をとっている。

卑弥呼の想人である事には感づいているが、照れ隠しで否定したことから手を出そうかと考えているなど、そこそこ気はある様子。

モルガン

一目でその実力を看破し、驚嘆している。

異国の魔術などにも興味があったらしく、いつか教えを請いたいと思っている。

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