概要
無銭飲食とも言い、刑法246条で言うところの詐欺罪に該当する。
あとでバレて代金を支払ったとしても、詐欺罪になる。
食い逃げ対策として店内に食券販売機を設置するなどして、先に代金を払ってから料理を出すケース(キャッシュオン)が増えている。
上記イラストに代表されるように、食い逃げの際の逃走時のドタバタなどといったコミカルな演出にさせやすいためかアニメや漫画などでは覗き(窃視)と並んで使われやすいネタではあるが、前述の通り現実でやると立派な犯罪になるうえ、(食い逃げした店の格やメニューにもよるが)基本的に万引き以上に店側の被る被害が大きいので、絶対に行わないこと。
現実での「食い逃げ」は、大抵が貧困により食い詰めた者がやむを得ず行ってしまうことが多く、万引きのようにスリル目的やストレス解消のために行っている者は少ないとされている。
しかし、貧困ゆえの犯行は、たとえ犯人を捕まえても代金を支払ってもらえるケースは少なく、かといって食べたものを出させるわけにもいかないため、店側にとって食材は無駄になり、かつまともな補償も望めないという踏んだり蹴ったりな犯罪であるため、くれぐれも絶対に行わないこと。大事なことなので2回言いました。
飲み逃げ
『食い逃げの飲む版』に相当する言葉で、喫茶店や酒場などの飲食店でお酒等の飲み物を飲んで代金を払わずに店を出る事や、そういった罪を犯した者を指す言葉でもある。
転じて
- 釣りで魚に餌だけ取られて結局釣り上げられない状態を「食い逃げ」と称することがある。
- 下心のある人物が、アレを果たした後に音信不通になることを、(特に相手が初物だった場合)「食い逃げ」と称することがある。
関連タグ
無賃乗車:こちらも詐欺罪で立件されることもある。
立喰師:「ある種の芸術」とみるか、「ただの食い逃げ」とみるか…。