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センシティブな作品

セレン・ヘムアエン

せれんへむあえん

セレン・ヘムアエンとは、ライトノベル『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語(略してラスダン少年)』に登場するキャラクター。

CV:朝日奈丸佳

概要

 たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語(略してラスダン少年)に登場する。中部地方の地方貴族の少女。

 4歳頃、自宅にあった「呪いのベルト」と呼ばれるものが顔に巻き付き、外せなくなってしまった。このことから、「呪いのベルト姫」と呼ばれ、忌む物を見る目に耐え切れず引きこもるようになりなった。

高名な僧侶が言った「呪いに打ち勝つ相応の力を持てば呪いを解くことが出来る」という言葉を信じてひたすら鍛錬を続けて来た。その結果、並みの戦士なら太刀打ちできないほどの実力を身に付ける。

 それから約10年が経ち、町中で会ったロイドに偶然解呪の呪文が書かれた布で顔を拭かれた際に呪いが解かれ、ベルトが外れる。このことから自身を救ってくれたロイドを盲目的に愛するになり、ロイドに近づこうとする者に対し(問わず)排除しようと乗り出す。父親の意向でアランと無理矢理お見合いさせられそうになると、火焔瓶をケースで発注して辺り一面を焼き払おうと企てたり直前にはアランを殺害しようとした。このためその後の騒動をも含めた一件が済むと、父親の前で指名手配として警察から任意で事情聴取を求められるが他人の振りをしてやり過ごした。

お嬢様口調で話す金髪美少女であり、またフィロ程ではないが十分巨乳。ただし引きこもっていたことが原因で、買い物の仕方すらよく分かっていないなどロイドと同様世間知らずなところがある。そういう訳で干し飯をそのまま食べたり料理することもあまりなく、(ロイドを籠絡しようと)惚れ薬入りの料理を作る筈が一口で撃滅するくらいの毒入り料理になってしまったり精力盛り盛りの料理の味見を繰り返して自分が興奮しロイドの寝室に突撃してしまうほど料理の腕は壊滅的だったりする。

呪いのベルト

幼少期から彼女の顔に纏わりつき、苦しめてきた忌まわしき存在。

実はかつてアルカパスタを作ろうとしてエプロン代わりに使った聖獣ヴリトラの皮をパスタの生地を練っている時に誤って混ぜてしまい、それっぽい金具を付けて呪いのベルトとして商人に売った物。

だが、ロイドに(偶然)外してもらって以降、彼女の意思関係なく彼女を守るように動くとなる(ただしこれは悪意をもつ相手に自動的に襲い掛かるものであり、相手に悪意がない場合は無効)。強度もかなり有り、ロイドに傷を付けた数少ない存在フィロすら一時的にだが捕らえることが出来たほど。

また、後に彼女の意思で自在に操ることが出来るようになり、ムチのように攻撃する、ロープのように相手を縛るなど色々応用が利く。

余談

 名前の由来は栄養素のセレン+ヘム鉄+亜鉛からと思われる。セレンは必須の栄養素ではあるものの必要量と過剰量との幅が小さく扱いが難しい。また鉄分女性に、亜鉛男性に不足がちな栄養素といわれている。

 このことから彼女の扱いづらさ、沸点の低さ、ロイドへの愛に常に飢えている様を表していると思われる。