概要
闘士ウルトラマンを思わせる静かなる強さを持ち、使命感に強い生真面目な性格も似ている(タロウは生まれ変わりかと思った)。ウルトラマングレートの幼なじみで親友でもあり、共にウルトラマンキングに育てられた。
鎧は装鉄鋼ではなく、パワード流派の闘衣を纏っている。
ゴーデス編前編
第3回銀河最強武道会に門下生のパワードバルタン、パワードレッドキングと共に出場。
試合開始前にタロウを潰さんとするタイラント軍団を掌を合わせてのお願いで説得。
予選バトルロイヤルではタイラント軍団に狙われるも神の手で全員返り討ちにしたことでメフィラスの見立て通り、超闘士とは違った未知の強豪であることを証明した。
ベスト16ではセブン、準々決勝では闘士ゼットンを破って、ベスト4に進出。
準決勝で仮面騎士と戦うもこれまでとは一転してのラフファイトを展開。
だが、それは仮面騎士の正体であるゴーデスをいぶりだすためのものであった。
正体を現したゴーデスと戦うもゴーデス細胞により、PバルタンとPレッドキングが戦闘不能になり、自身は対ゴーデス用の気を全身に展開することでゴーデス細胞を無力化するも満足に戦う力が残っていない為、ウルトラマンとタロウの2大超闘士にゴーデスとの戦いを任せ、彼らに超闘士のオーラを用いての攻撃を出すように指示する。
ゴーデスがグレートの身体を乗っ取っていることが判明した後、グレートとの友情のためにも残った力を込めたメガ・スペシウム光線を放つもタロウが割って入ったことでゴーデスを倒せず、撤退を許してしまう。
ゴーデス編後編
グレート救出を諦めていないウルトラマンたちを良しとせず、パワード流派だけでゴーデスの捜索を行うも内心ではウルトラマンたちの力になれないことを悔やんでおり、グレートも同じ気持ちだったことを察するのだった。
ゴーデス捜索の最中、キングが瀕死の重傷を負ったことを知ると現地に急行。
ゴーデスが海魔神コダラーを復活させた影響で天魔神シラリーも復活し、キングはシラリーとの戦いに敗れてしまったのだ。
シラリーを追って、海魔星に辿り着いたとき、ゴーデスは死んでおり、ウルトラマンたちも2大魔神にトドメを刺されそうになっていたが間一髪間に合ったパワードはザラブの思いついた魔神同士討ち作戦を決行。最大パワーの精神感応でシラリーにコダラーと戦うように指示を出し、無防備状態が災いして、コダラーの攻撃で負傷しながらも同士討ちに成功するのだった。
ウルトラマンたちと和解した直後、意識を失ったパワードは銀十字軍の手で治療を受け、身体の傷は酷いものではなかったものの精神感応の負荷で意識不明となってしまっていたが同様に意識不明のタロウとグレートと共に太陽神の許で治療を受けることで回復に向かう。
究極魔神シーダとの戦いでウルトラマンが倒れた際、パワードは精神感応でタロウとグレートと共にウルトラマンの精神世界に現れると意地を張ったがために起きた事態を謝罪。ウルトラマンに励まされた後、タロウとグレートと共にウルトラマンに力を与え、それにより出現したデルタスターで復活したウルトラマンはシーダを撃破するのだった。
エンペラ星人編
直接の登場はなかったものの門下生たちと共にグレートの西銀河防衛を手伝っている。
新章
新生エンペラ軍が狙ってくるであろうウルトラの星に門下生たちと共に駆けつけ、防衛戦を展開。
新生エンペラ軍との戦いが終わった後は皇帝空間が崩壊した場所にグレートと側近2人と共に赴き、生還したウルトラマンたちと再会。
ちなみに彼が用いた神の手を応用する形でウルトラ兄弟は「超闘士になれない代わりに攻撃の瞬間のみ力を最大限に高める」というパワーアップを果たした。
余談
ボンボンKC第5巻初収録のおまけ漫画ではゴーデス編に先駆けて登場。
原典の第1話と第11話のパロディが描かれ、激伝本編では見られなかったコミカル描写も見られた。