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面堂了子の編集履歴

2022-09-30 08:45:43 バージョン

面堂了子

めんどうりょうこ

『うる星やつら』に登場する、ある意味恐いお嬢様。最強、最恐の妹。

面堂了子は『うる星やつら』に登場するキャラクターの一人である。


CV.小山茉美(1981年版)/井上麻里奈(2022年版)


人物像

面堂終太郎お嬢様学校に通う、笑い方が「おほほほ」等財閥の娘らしい面が多い。


恐らく作中で最大のイタズラ好きであり、中でも兄はしょっちゅうやられている。初登場ではいきなり骸骨女に化けてあたるをはじめとした通行人全員をおどかし、そして教室へ到着すると兄へは二重に仕掛ける等いきなりやってのけた。この際に終太郎の暗所閉所恐怖症もバラしてしまい、あたるへの好感も持ち、さらに邸内で会う約束まで取り付けてしまったので実質五重に仕掛けたようなものである。

その後も何かと終太郎のやることに理由をつけてイタズラを行ない、中には対策をとれば別の方法でやられてしまうという実質回避不能な多重の仕掛けもあった。

またイタズラのためには自分の苦労には一切構わないという性格。


諸星あたるに好意的に接する数少ない女性キャラで、特に兄へのイタズラでは共謀することが多い。あたるをどのような存在と見ているかは意見が分かれており、本気で好意を寄せているとするものもあればイタズラの対象に過ぎないというものもあり不明。もっともあたるの方から利用している面も見えるためイタズラで利用しているとすればお互い様である。

また、幼馴染である水乃小路飛麿にも好いているような言動、イタズラを繰り返していた事からリアクションが良ければ彼女からの好感度は高いという事であろう。それはイタズラを喰らい続けるという事だが。


お嬢様キャラゆえか作中には珍しく和服姿での登場が多い。初登場が和服姿であり、その後も度々和服を着用して登場している。また呪いの人形作りの際には雰囲気作りにと妙な魔術でも使うような格好をしていた。反面作中の女性キャラのほとんどが水着等露出度の高い格好を1度は見せ、入浴シーンが登場するキャラも多かった中了子は1度たりともそういった格好は見せなかった。頭には常に大きなリボンがある。


終太郎がサングラス部隊を多数従えているように、了子は黒子を多数従えている。もっとも極度のアホばかりなサングラス部隊とは異なり黒子は全員非常に優秀であるために恥をかかされることは無かった。


爆弾、呪い、毒等危険なものに幅広く興味を持ち、こういった点もあって兄からは非常に危険視され、あたるのクラスメイト達からもそんなことでわざわざやるのかと言われる程だが基本的に終太郎が原因を作り、それがサングラス部隊のアホさと黒子の優秀さによって漏れて了子の耳に入ることが起点になることが多い。

一方でイタズラに怒った終太郎が様々な勝負を仕掛けることも多く、そのほとんどはあたるをはじめとして終太郎のクラスメイトが参戦するのだが、日頃の行ないゆえか友引高校男子生徒は揃って了子側についてしまい、結果として終太郎は常に負けている。ちなみに1度だけ終太郎が勝っているらしい所はあるがこの時は反則しているため真の意味での勝利とは呼び難い。


名前の由来は兄と合わせて終了であり、終太郎が元々はトラブルシューター役として考案された名残とも言える。作中で親が2人の名前を合わせて決めたと考えても極めて自然な命名法である。


余談

リメイク版の声優である井上麻里奈は、同作者の長期連載作品『境界のRINNE』でヒロイン・真宮桜役を演じている。

桜が良識的な正統派ヒロインであるのに対し、了子は猟奇的なキャラクターなため、両者の性格自体は真逆に近いが、可憐な容姿と作中で和服を着る、滅多なことでは動じないなど共通点はある。

また、作中のポジションとしては桜が周囲のトラブルに対して冷静にツッコミを入れるもしくは解決する側であるのに対し、了子はぶっ飛んだイタズラを仕掛けては周囲を振り回すトラブルメーカー寄りなため、ある意味(ベクトルは違えど)作中の最強キャラと言う点では似ているのかもしれない。


関連タグ

妹キャラ

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