エルドラ(攻略本)
えるどら
注意:このキャラクターは2022年現在、どんな容姿をしているか描かれていないキャラクターです。
それにつき、公式作品(小説版単行本4巻以降の挿絵・もしくはコミカライズ版等)で姿が描かれるまでは作品募集中系統のイラストはメイン画像に使用しないでください。
概要
4章の舞台となるルクスン大公国の騎士の家系に属する騎士見習の少年で、騎士見習いとして城に勤めていたのだが、〈武勇の神霊〉プロミネンスのお告げを受けて光の戦士になったことで、魔王モルルファイに仕える八魔将の内の一人『魔弾将軍カリコーン』討伐の使命を大公殿下より承った。
そして、自分を含めた光の戦士に選ばれた4人の中では自分が唯一の戦闘経験者だったため、パーティーリーダーを買って出て、戦闘では常に先陣を切り、仲間のレイ達三人にも戦いのイロハを親切丁寧に教え、リーダーシップも確かなものだった。
だがエルドラ率いるカリコーン討伐の旅はその道中であるポスティアン伯爵が治める町にて、領主の頼みで領主の娘であるイザベル姫が近くの森を牛耳るオークキングに攫われたのを自分達が救出するやいなや、『向こう(イザベル姫)がオレに惚れちまったから』という身勝手極まる言い訳でエルドラはカリコーン討伐の使命を放棄したのだった……
キャラクター像
『ただの騎士として生涯を終わらせず、貴族に成り上がりたい』という野心を秘めており、『自分の使える国やその平和を守る』という使命よりも目先の欲に目が眩んでそちらを取るという、騎士の面汚しのような性根の持ち主である。
また、『自分は卑劣な手段を使いながら、相手の良心に付け込んで実力を発揮出来なくさせる』という狡猾な一面を持っている。
戦闘力
光の戦士に選ばれた四人の中で唯一の戦闘経験者だったため戦闘能力はそれなりにはあり、それに加えて全部で4つあるタイプの一つである
〈力〉と〈硬さ〉の伸びが特によく、回復と防御の魔法も使える鉄壁前衛職タイプ
に属するため、前衛かつ物理戦では攻守ともに優秀な能力を誇る。
エルドラ=カリコーン
第4章のもう一体の大ボスで、エルドラがカリコーンと契約して、カリコーンが倒された瞬間に、その力を受け継いで魔物となった姿で、第4章のもう一体の大ボス。レベルは43。
そして作中初の『神霊に選ばれた上で八魔将の後継者となった者』でもある。
身の丈は4mを越え、右腕と左腕がそれぞれ3本ずつ、計6本の腕を持っており、左右それぞれの腕の一本は、手首から先が長大な刃物の様な形状に変化している。
また左右一本ずつ、手首から先が弓になっている腕があり、残る一本ずつは、その弓に矢をつがえているのがカリコーンの特徴を踏襲している。
……だが作中では彼の戦闘法が(遠距離戦が専売特許である契約元の)カリコーンの戦闘法と噛み合っていない事や、多対一での戦闘経験が無かった事で魔物としての正体を現してからも終始劣勢となり、最期はレイの『レインボウラッシュ』と『ジャッジメント』によるコンボとマグナスの合体魔法『パニッシャー』で討伐された。
人物関係
協力者
魔王モルルファイに仕える八魔将の一人。
本来なら自分が討伐すべき相手なのだが、エルドラはどこぞの悪徳勇者や売国奴の騎士のように『ルクスン大公国を支配したい』という身勝手極まる理由でカリコーンと契約をして、ルクスン大公国を裏切ってしまう。
元仲間
- テレサ
元仲間である光の戦士の内の一人。
- ラッド
元仲間である光の戦士の内の一人。
挑戦者
元仲間である光の戦士の内の一人。
レイの仲間であり、八魔将を三人も討伐した魔王軍に敵対関係にあるとって最も厄介な魔法使いにして格闘家。
レイとの決闘に敗れて瀕死の所をハイポーションで治癒してもらい、「一度しか忠告しないから、破滅したくなかったらもう余計な欲をかくな」と忠告を受けるものの、エルドラがそれに応じるはずがなく、カリコーンと契約してルクスン大公国を裏切りベアトリクシーヌを除く王族の全てと城の人間を皆殺しにしたため、その報いとして彼に討たれることになった。
その他
- ベアトリクシーヌ
ルクスン大公国の第一公女。
光の戦士達を『神霊プロミネンスに選ばれて努力もせずにいきなり強い力を得た』ということで嫌われている上に『逆玉でカリコーン討伐の使命を放棄した』と言う事で特に嫌悪されている。しかもレイのことは自分と違ってカリコーン討伐の使命を放棄せずに精進を続けて確実に実力をつけているということで彼を気に入っているのもあり、ベアトリクシーヌに取り入ろうとたくらむエルドラはレイに逆恨みのような感情を募らせることになる。