刀について詳しくは→にっかり青江
プロフィール
「僕はにっかり青江。元は大太刀の大脇差さ。
うんうん、君も変な名前だと思うだろう?
……でもさ、にっかりと笑った女の幽霊を斬ったのが由来、と聞いてまだ君は笑っていられるかな?」
刀帳 | 19番 |
---|---|
種類 | 脇差 |
レアリティ | 2 |
刀派 | 青江 |
刀工 | 青江貞次 |
身長 | 167cm |
声 | 間島淳司 |
絵 | べっこ |
備中青江派作の大脇差。
大太刀が磨上げられて今の姿になっている。実体のない幽霊すら斬ると伝説が残る名刀。
どこか妖しい空気を身に纏っている。
(キャラクター設定文より)
概要
大脇差であるためか、脇差男士の中では青年としてデザインされた刀剣男士。
穏やかな物言いだが、時折心の清らかではない審神者は意味深に思えるような言動をすることも。
自身にまつわる伝承(『享保名物帳』にて伝わっている方)にやや思うところがある模様で、石切丸と出陣することで発生する回想でも触れられる。
刀紋もこの逸話に準じたもので、割れた石灯籠の間に女が靑木富士の山風に描かれている。
間違われやすいが髪型はハーフアップでは無く、両端をひと房ずつ残して結ったポニーテール。(当該ツイート参照)
右目は髪で隠れているが真剣必殺にて見ることが出来、赤目のオッドアイなのが確認できる。
また肩にかけているのはマントでは無く白装束である。
内番服はシンプルな青ジャージだが、公式設定によると上半身 (の服の下) は裸。
・・・・ブレねぇなこの人
非公式ではあるが、絵師による図解において歌仙兼定とお互いのマントをめくっている事から「めくりっこコンビ」と呼ばれる事もある。
極
2017年8月1日のメンテナンス後に「極」が実装された。
レベル65以降、四日間の修行を経ることで極の姿になることが出来る。
にっかりの青江の様子がいつもと違うようだ。
「さてさて……ちょっと話を聞いてもらおうかな?」
にっかり青江が修行に旅立ちたいようです。
修行に行かせますか?
▶はい(にっかり青江極の頁に飛びます)
いいえ
ミュージカル「刀剣乱舞」
演者:荒木宏文
「三百年の子守唄」に初演・再演ともに出演。
遠征先で時間遡行軍の攻撃を受ける松平家に遭遇、交戦の末に重臣や当主の松平広忠が死亡するが、瀕死の広忠から赤子を託される。人の身で初めて触れた赤子の感触に困惑し、「すまないねえ、助けてあげられなくて」と言いつつも時間遡行軍を撃退した。
後にその赤子が、竹千代=後の徳川家康である事が判明。家康の歴史を本来の姿に戻す為、酒井忠次として家康に仕える。
初演では赤子の扱いがよく解らず、乳母車を適当に片手で押し放しながら面倒を見ていた(再演ではきちんと乳母車を押している)。鳥居元忠となった物吉貞宗と共に竹千代の傍に仕えて剣術や勉強を教えた結果、竹千代は松平元康として元服、健やかな青年へと成長した。
服部半蔵となった石切丸が最初から家康の嫡男・松平信康の介錯を引き受ける決意をしていたのを察知しており、「一人で抱え込むよりは、皆で分かち合いたい」と語る。
検非違使の出現とそれに伴う信康の死後は、歴史通りの動き(慶長元年(1596年)に死去)をして「退場」。臨終の床にある家康の元に仲間と共に現れ、その死を看取った。
とかくフリーダムで問題児の千子村正が唯一苦手としており、一対一になると村正の方が青江のアルカイックスマイルと動じない性格に気おされて負けるのがお約束。
真剣乱舞祭2017・2018にも参戦。
2017は「季節外れの怪談」がテーマという事もあり、重要な役を果たす。
最後の百話目を語る為、逸話の通りに幼子(今剣が扮する)を斬ろうとしたが、石切丸が「百話めは語らずに九十九話で止めてもいい」として制止。幼子を挟んで手を繋ぎ退場、静かに百物語の幕を閉じた。
2018は「東西祭り対決」において、元主の関係で西軍となる。ライブパートでは千子村正と共に「解けない魔法」アコースティックバージョンを披露したが、アダルティな雰囲気に「いけない魔法」と思う審神者が続出したとか何とか……
歌合乱舞狂乱2019では、屈指のカオス回「根兵糖合戦」に登場。かの「ズンドコベロンチョ」ばりのゲシュタルト崩壊を見せ、おおいに貢献した。
また「にっかり青江 篝火講談~夏虫の戯れ~」と称し、一振で講談を披露。「雨月物語」所収の「菊花の約」を演じ、命を捨ててでも義兄弟の約束を果たそうとした男の物語を語り聞かせ、「菊歌輪舞」で会場を魅了した。
「美的風靡」では軽装姿で登場して会場を沸かせ、同じく軽装姿の和泉守兼定・蜂須賀虎徹と湯上がりの髪の手入れ談義に花を咲かせる。いまだ任務中(「葵咲本紀」)の千子村正からもらった椿油で「願掛け」をしていると聞いた二振が椿油で髪を手入れし、村正が無事に戻って来られるようにと願う中で「夕涼み 時つ風」を披露した。
2021年から「にっかり青江 単騎出陣」と題し、2021年春と秋、2022年春と秋、計4回に分けて日本全国に出陣。独自の世界で観客を魅了し、大千秋楽を迎えた。
刀ミュにおいて最初となる極の姿を披露している。
舞台「刀剣乱舞」
演者:佐野真白
『綺伝 いくさ世の仇花』改め『改変 いくさ世の仇花の記憶』にて初登場。
新型コロナウイルスの影響により、演出とストーリーを一部変更した「科白劇」として上演された。ステージングではソーシャルディスタンスを心がけた演出となっており、講談師の語りによる解説と共に「別本丸における調査記録を元に再構築した物語」として展開される。
第三部隊隊員として、放棄された慶長熊本の特命調査に参加。熊本では歌仙兼定と行動を共にし、先行調査に派遣された古今伝授の太刀と合流した事で事の成り行きを知る。
時間遡行軍との戦いでは歌仙と二刀開眼を披露し、脇差ならではの戦働きを見せる。その一方、ある出来事で歌仙が気落ちしていないかと案じた篭手切江と共に声をかけたり、人ならざる者となったキリシタン大名が神の不在を嘆く姿に「僕は幽霊を斬った事がある」と告げて死後の世界を示唆。救いのよすがを示して見送るなど、様々な顔を見せた。
2022年の本来形式での再演においては、解禁となった殺陣を披露。
亀甲貞宗と組んで小西行長の足止めを行った際に「僕たちは似た者同士だ」と結論づけて共闘、撃破。
真剣必殺では相手の挙動を先読みし、凄みをきかせながら時間遡行軍を次々と屠った。
関連イラスト
にっかり青江というインパクトのある名前からそれをネタにする審神者たちも多い。