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にっかり青江

にっかりあおえ

鎌倉時代の備中青江派による大脇差。
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曖昧さ回避

  1. 鎌倉時代の備中青江派による大脇差本項で解説する。
  2. 1の刀剣を元ネタとした、オンラインゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」に登場する刀剣男士。→にっかり青江(刀剣乱舞)
  3. 1の刀剣を元ネタとした、オンラインゲーム「しんけん!!」に登場する真剣少女。→青江にか


概要

鎌倉時代の備中青江派による大脇差(1尺8寸以上2尺未満の脇差)である。珥加理(にっかり)刀。
ニッカリ青江とも。
元は2尺5寸の太刀だったが、後に2尺へ、さらに1尺9寸9分へと磨りあげられ現在の姿になっている。
茎に所持銘として「羽柴五郎左衛門尉長(磨りあげの為に「長」の字は下半分が消えている)」が切られており、これは下記の丹羽長秀(羽柴五郎左衛門尉長秀)所蔵の時期に付けられたとされている。
ただこの時期の実際の所持者は息子の丹羽長重(羽柴五郎左衛門尉長重)の方で、大磨りあげをしたのも小大名に成り下がった我が身の不徳を恥、「重」の字を消すことで「この名刀の所持者は父の長秀」と誤認させたかった、と言う説が有る。

名の由来

この「にっかり青江」という珍しい名前の由来として伝承がいくつかある。

  1. 領内に化物が出るというを耳にした領主が現地へ赴いてみると、夜中にも関わらず子供を抱いた怪しい女が立っており、その子供を抱いてほしいと懇願する。子供が近寄ってきたがそれを切捨て、更に「にっかり」と笑う女の幽霊を切り捨てたという。翌朝その場所を確認をしてみると石灯籠が真っ二つになっていた(『享保名物帳』より)
  2. ある夜、旅を急ぐ男が夜道で女と出会うが、その女が振り向き「にっかり」と笑うのに不気味さを感じ取った男は女の首を刎ねた。翌日旅の帰り道でその場所を見てみると首の無い地蔵があった。(『常山紀談』より)

女を切った人物についても諸説あるがその後刀は柴田勝家に所有が移り、子の柴田勝敏に譲られた。さらに柴田勝敏を討った丹羽長秀から豊臣秀吉に献上され、子の豊臣秀頼から京極高次に与えられ以降京極家に秘蔵される。
江戸時代の狂歌に京極家について歌ったものがありそのなかで
『京極にすぎたるものが三つある。ニッカリ茶壺に多賀越中』
とにっかり青江の名もあがっており、当時から名品として有名だったことが伺える。

1940年に重要美術品に認定され、太平洋戦争後に流出するが、1997年に丸亀市が購入し、現在は丸亀市立資料館に所蔵されている。

余談だが、似たエピソードを持つ、備前長船長光作の『にっかり長光』という刀がある。

関連タグ

日本刀 脇差

外部リンク

にっかり青江 - 名刀幻想辞典
にっかり青江 - 日本刀買取専門店 つるぎの屋

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