…言ったはずだ
私は神を超える存在になると
阻む者は排除するのみ…それが誰であってもな
概要
『ゼルダの伝説 大地の汽笛』の登場キャラクター。
シャリンの弟子だったこともあり、忍者のような外見をしている。
肩書は「勇往神魔」。
本来なら神につかわされた者たちとして神の遺志を継ぐ立場だったが、自らを「神の力を得て、神と同じ存在になるべき者」という目標を抱いている。シャリンの元で修行に励んだのもそのためだったが、結局神には認められなかった。
厳しい修行に対しても評価されず、神は力を授けようとはしなかった。そこで彼が見出した答えは「悪魔の力を手に入れ、神を超える力を手にすること」だった。
シャリンから幾度も諫められたが聞き入れようとせず、ついに離反する。
手始めに魔族のキマロキと結託し、封印されていた魔王マラドーを復活させようとする。
腕っ節の強さもかなりのもので、元剣士だったシロクニを一蹴しゼルダ姫の身体を軽々と持ち上げている。
努力も並外れており、人生のすべてを修行にかけたと言うほど。師匠であったシャリンも「100年ちょっとでワシを抜かすとは」と評価していた。
リンクとゼルダ姫のことは見逃すつもりだったが、二人が線路と神殿を繋げることで結界を張り直そうとしているのは看過できず、神の塔にて立ちふさがる。しかし駆け付けたシャリンから妨害を受け、リンクとゼルダは火の神殿まで転移させられる。
そして残されたディーゴとシャリンは、久方ぶりに師弟対決を演じるのだった。
シャリンに勝利するもリンクとゼルダによって結界が張り直されてしまう。だが間一髪委の所でマラドーは復活の最終段階に入り、二人に邪魔されないように時間稼ぎのため交戦する。
しかし二人のコンビネーションの前に敗北。ゼルダから「私たちは神や魔の力は持っていません。でもリンクと力を合わせれば、よこしま想いに囚われているあなたには負けない」と言い切られてしまう。
直後、二人が盛り上がって仲良くしている間にさっさと撤退するという想いきりの良さで窮地を脱する。
その後、祭壇まで撤退するが本性を現したキマロキから「あんな奴らも片付けられないとは」と吐き捨てられる。
そしてマラドーは、ゼルダの肉体を器に復活を果たす。そこで「お前を復活させたのは私だ。我に力を!」と求めるが、返って来たのは非情な一撃であった。
キマロキが言うには「忌まわしい神の使いの一族なんかに魔王様が力を与えるはずがない」とのこと。しかも「だまされてやがんのこの間抜け野郎!!」と盛大にバカにされてしまった。
そのままリンクたち諸共マラドーに始末されそうになるが、まだゼルダの体になじんでいないため苦しみ始めてしまう。このためキマロキに見逃されることとなった。
以後は改心し、リンクとゼルダの味方となった。
名前の由来はD51形蒸気機関車。
関連タグ
イーガ団:ブレスオブザワイルドおよび厄災の黙示録に登場する敵対忍者集団。
コーガ様:イーガ団の総長。
スッパ(厄災の黙示録):コーガ様の配下。体格や性格などよく似ており、協力者から見限られるのも同じ。