概要
CV:木野日菜
ラフィはCygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクター。
イベント『ハッピー・チェンジ・エンジェルズ』にて登場した。
人物
ゲームのオフ会に参加をしようとしたヨリの前に、突如として現れた「エンジェル」の少女。エンジェルなだけにみんなを笑顔でハッピーな気持ちにしたいようだ。
身長はかなり小さく、ヨリの肩辺りの位置に顔がある背丈である。喋り方もどこか間が抜けた印象を感じさせる。魔法の腕前はあまり上手ではなく、他のエンジェルからはダメエンジェルとバカにされている。
また、泣き顔がかなり特徴的。
ヨリは人見知りな性格であるためオフ会の参加を目前に緊張していたのだが、そんな彼女のひとり言を聞いたラフィは、ヨリに魔法をかけてエンジェルのような見た目に変身させる。
それだけならまだしも、ヨリがひとり言として喋ってた「(妹の)アカリみたいに素直におしゃべりできて明るく振る舞えたらいいのに」という悩みを曲解したラフィは、ヨリに「思ったことを(自分の意思に関係なく)そのまま喋る」性質まで与えてしまう(これに関してはすぐに解除されたようだが)。
エンジェルだから、というわけではないだろうが頭は世間のそれとは少しズレてるようである。
当然ヨリは反発しラフィに文句を言いに来たが、当のラフィはアカリと仲良くおしゃべりをしていた。
そして、ラフィはアカリの見た目もエンジェルの姿に変えるが、アカリに「もっとすごい魔法ってないのかな?」と問われると、ラフィは自信ありげに二人へ魔法をかける。しかしあろうことか魔法が失敗してしまい、ヨリとアカリを見た目はそのままに人格を入れ替えてしまう。
焦ったラフィはその場から逃げ出すが、ヨリとアカリは心が入れ替わった状態でお互いのやりたかったことをこなしたことで、大変な思いをしつつもお互いの長所を再認識し「ハッピー」な気持ちになる。
その様子を遠くで見ていたラフィはヨリとアカリの心を入れ替えた魔法が大成功だったと感じ、街中を「ウルトラハッピー」にするべくランドソルへ同じ魔法を大量に放つ。
それによりランドソルでは近くの人と人格が入れ替わってしまう珍事件が勃発。異変を察知したヨリとアカリは、手に持っていた武器の弓に入れ替わりを治す効果があることを知り、その力で多くの人々を助けていく。
しかし、魔法の力は段々と増していき、ついにはラフィの弓が暴走し勝手に迷惑な魔法を次々とかけるようになってしまう。
責任を感じたものの事態が大きくなりすぎてどうしようもなくなったラフィだったが、ヨリとアカリが彼女を発見し、ラフィとの共通点を見い出したヨリは彼女の行いを大目に見る。そしてヨリとアカリはランドソルのため、お互いのことをもっと知るきっかけをくれたラフィのために、暴走のイノセントボウへと立ち向かった。
そしてラフィはイノセントボウに勝利したヨリとアカリに対して謝罪し、許してもらった後は次に会う時には二人のように変わった私を見せると言い残して、ランドソルから去っていった。
後に二人宛に手紙を送り、自分の好物である「大天使の泪」というキャンディをプレゼントしている。なおこの「大天使の泪」は霊験あらたかな聖遺物であるらしいが、100万マナで売ることが可能。売却するかどうかはプレイヤー次第。
余談
プリコネRの世界観はオンラインゲーム『レジェンド・オブ・アストルム』内に人々が囚われ、そこが現実であるかのように認識を書き換えられている…といったものである。
ストーリーが進むに連れLoAの設定も少しずつ掘り下げられ、その中でプレイヤーが選べるアバターは人間・獣人・エルフ・魔族と実装前だったドラゴン族の五種類であることが判明した。
つまりラフィの語る天使なる種族は(少なくともイベント開催時に判明していた設定では)存在せず、彼女や天使の学校なる施設はいわゆるNPCなのではないかと思われていた。
……がしかし、メインストーリー第二部が進むにつれて特殊な出自ながら天使と呼ばれるアバターのキャラクターが登場したこと、そのキャラを擁する悪役ですら存在を把握していない通常の魔族とは異なる魔族とされる人物が登場したことからラフィの存在に関しても考察の余地が生まれることとなった。
ラフィの外見は天使のような翼の他にいわゆるエルフ耳が特徴的である。
ただしそもそも『魔族』として分類される中には少なくとも見た目はヒューマンである悪霊や同じくヒューマンに見える吸血鬼もカウントされており、外見は必ずしも種族の分類に用いられるわけではないことに留意が必要。
さらに言えばその二人と並べる形で「天使や悪魔も現実に存在しているかもしれない」といった趣旨のセリフまで飛び出しており、総じてラフィ自身のどこかでの再登場が待たれる状況だ。