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マールブルグ病の編集履歴

2022-11-20 19:44:37 バージョン

マールブルグ病

まあるぶるぐびょう

非常に危険な感染症。

マールブルグ病(マールブルグびょう)は、マールブルグウイルス感染によって起こる、非常に危険なウイルス感染症である。マールブルグ出血熱(マールブルグしゅっけつねつ)と呼ぶこともある。

エボラ出血熱に匹敵する感染力・重篤性を持ち(感染症法ではエボラと同じ1類感染症に指定されており、患者は強制入院の対象となる)、また、マールブルグウイルスはエボラウイルス生物学的な親戚である。

アフリカ発展途上国で流行している。ちなみに日本での発生は報告されていない。


感染経路

マールブルグ病の患者の血液唾液排泄物などに直接触れた際、皮膚からウイルスがに入る。ウイルスを持った動物(特にコウモリ)に触れたり、食べたりすることで感染することもある。


症状

症状はエボラに似ている。高熱頭痛筋肉痛嘔吐下痢といった初期症状の後、全身に赤い発疹ができる。さらに進行すると全身の出血傾向(軽い場合は鼻血程度、ひどくなると吐血血便)が起こり、並行して肝臓腎臓など、全身の臓器に異常があらわれる最悪の場合は死亡する致死率は20~80%と非常に高い。

有効な治療法はなく点滴などの対症療法となる。


予防方法

  • 流行地域への渡航はできるだけ避ける。
  • コウモリに近づかないようにする。

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