概要
原題は『Marvel Studios’ Special Presentation: Werewolf by Night』。
シリーズ初の単発ドラマとなる。
監督は作曲家のマイケル・ジアッチーノ。
MCUの『ドクター・ストレンジ』『ソー:ラブ&サンダー』やホーム三部作など、これまで数々のゲーム、ドラマ、アニメ・実写映画の音楽を担当しており、監督は2作目となる。
主役は狼人間のウェアウルフ・バイ・ナイト。
ハロウィンスペシャルとして配信されるドラマにふさわしく、ホラーに振り切った作風。またほぼ全編がモノクロ、かつ予告編には時折静止画が挟まれる等、1930,40年代の作品を意識している。
あらすじ
ミステリアスな洋館に<ある目的>のために集うハンターたち。
閉ざされた空間の中で暗闇に紛れ、密かに人間の姿で紛れ込むウェアルフ=“人狼”。
「この中の誰が人狼なのか…?」
敵味方もわからず、いつ襲われるか予測がつかない恐怖と緊迫感が迫りくる中、 ハンター達の、命を懸けた、長い一夜が始まる。
(公式より)
キャラクター
- ジャック・ラッセル / ウェアウルフ・バイ・ナイト(ガエル・ガルシア・ベルナル)
主人公。人狼であることを隠しながらハンターとして功績を積み重ねてきた。
平素は温厚で誠実な人物だが、満月の夜になると凶暴な本能が顕わになる。
- エルサ・ブラッドストーン(ローラ・ドネリー)
もう1人の主人公。ハンターの名家の一人娘でありながらも出奔しており、母親のユリシーズからは嫌悪されている。手練れのハンターすら圧倒する優れた格闘術や、多様な武器を扱いこなす技量などその実力は確か。
ハンターの標的とされるモンスター。ジャックとは友人で「テッド」と呼ばれていることからおそらく原典に近い出自を持つと推察されている。
触れた相手を灰燼に帰す能力をもっており、敵対者には容赦ないものの基本的には友好的。
尚、原典通りマルチバースに関与する存在かは不明。
余談
「2022年に配信されるハロウィンスペシャル」の作品として1年以上前から情報はあったものの、公式から解禁されたのは配信まで1ヶ月を切った9月上旬だった。
人体切断といったスプラッター的な要素もあり、レーティングは『デッドプール』シリーズやNetflix版『デアデビル』と同じくR-15指定となっている。