概要
CV:内田雄馬
転生したらスライムだった件の映画「紅蓮の絆編」に登場するキャラクター。
リムル=テンペストに仕える六人の他にもいた事が判明した大鬼族の生き残り。一族の若殿であるベニマル達の兄貴分だったとされベニマルからは「兄者」、シュナからは「あに様」と呼ばれている。
容姿
目の下に紫のアイシャドウの様な模様があり、赤い髪を後ろでポニーテール状に束ねている。2本の角の左側は幼少期にベニマルを庇って一度折れてしまった様で黒い右側と違い生え変わったのかもしくは義肢のようなものを取り付けているのか白くて極端に小さい。
回想では肌色が濃かったが現在はベニマル達同様東洋人に近い色で角は細くなっており、何よりトワによって名持ち(ネームド)になっている事からベニマル達同様鬼人には進化済みだとみて間違いない。
他の鬼人同様和服を基本とした服装をしており、手首に棘付きの腕輪をしており、柄が著しく長い日本刀を武器としている。この刀に炎を纏う事もできる。
経歴
ベニマル達と同様幼少期から大鬼族の郷で共に育った仲。
数年後郷の外に出稼ぎで行っていたクレイマンの領地で大鬼族の里の侵攻計画を知り、仲間と共に脱走するも、ヤムザ率いる追手に斬られ瀕死の重傷を負ってしまうがラージャ小亜国の女王トワからの(同じく助けられた仲間たちの命と引き換えの)名付けによって命を救われ彼女への忠誠を誓った。その後、ベニマル達は豚頭族の軍勢に一族を滅ぼされて故郷を離れざるを得なくなり、4日ほど眠ったヒイロもまた、起きたあとすぐに駆けつけたがすでに軍が撤退した後であったため同じく生き延びていた。
それからしばらくしてラージャは滅亡の危機に晒された事でジュラの森の開墾を求めて国外に出向いて魔国連邦へと訪れた。そしてベニマル達と再会、生き延びていた事を喜ばれる(シオンに至っては涙を堪えられなくなっていた)。そしてリムルへと面会しラージャを救うのに力を貸すのを依頼した。
一方最初の接触時豚頭族がいたからか「仲間の敵」と斬りかかった場面が存在しており(この時はベニマルたちと再会したため事なきを得た)、情報不足だったと考えられる。