プロフィール
人物
ミレニアムサイエンススクールの生徒会長。
黒を基調とした衣服と長い黒髪、それらと対照的な白のタートルネックを着用した色白の肌を持つ生徒。
髪にはミレニアムの校章を模したヘアピンをつけている。
ミレニアムの政治トップとして極めて合理的な性格であり、ミレニアムやキヴォトス全体の利益・安全を考えて冷徹な判断も下しうる人物。
人情の機微は理解出来るものの、極まった合理主義故に人情を軽視する傾向がある。それ故に過去にも多くの人間から反発されてきたらしく、同じセミナーのメンバーにも秘密で大規模な計画を進める、裏切りを想定しながら配下を運用するなど、秘密主義的、猜疑的な行動が多く見られる。
そういった誰にも理解されないことに思い悩む一面もあるが、それでも冷徹に合理主義を貫くある種の強さを併せ持っている。
存在や名前そのものはかなり以前より示されていたが、本格的な登場はメインシナリオvol.2「時計じかけの花のパヴァーヌ編」第2章。
ある生徒を危険視しており、ヴェリタス部長の明星ヒマリと協力して彼女の調査を行っていた。
そのヒマリとは極めて仲が悪いと周囲から見られており、実際にヒマリからは「ビッグシスター」「下水道を流れる水」「浄化槽に浮かぶ腐った水」などと揶揄されたり、シナリオ内では意見が対立すると即座にヒマリを排除しようとするなどしている。
一方で、同じ目的のために「休戦」をしたり、彼女をセミナー直属機関の「特異現象捜査部」の部長になるよう要請するなど、単純に険悪だとは言い切れない複雑な関係であることが窺える。
内心ではヒマリの聡明さに一目置いており、自身の理解者となってくれることを期待していた旨を吐露している。
C&Cのトキにはユウカ達にすら知らせていない極秘の計画を共有するなど信頼していたことがうかがえる一方、「誰一人私のことを理解してくれない」と嘆いていたことや、ネルからはトキは「会長からの依頼を遂行しただけだろう」と見られていることから、リオの命令に従っていただけで理解者だったわけではない模様。
独特なデザインセンスの持ち主で、「アバンギャルド君」という独特な見た目の戦闘用ドローンを配備した他、エリドゥの管制室にアバンギャルド君に似た謎のオブジェクトをわざわざ配置しているなど気に入っている模様。
なおアバンギャルド君のデザインについてモモイとミドリから酷評された際には「……見た目は関係ないわ。」と目を逸らしながら反論したが、先生からは「……本音がちょっと見えてるよ、リオ」とツッコミを受けた。