概要
かつて世界を暗黒の霧で包み「魔王」にささげようとした悪魔。
トルネコの大冒険Ⅲのストーリーを進めるとグレートバレイナ島を暗黒の霧で包み我が物に仕様と企んでいる。
ストーリー序盤でポポロが眠りについていたのもヘルジャスティスに魔物使いの力を封じ込められていたからであった。
第一形態
占いババの護衛をポポロに任せトルネコが邪悪な風穴をぬけた先の暗黒の間で遭遇。
人間を嘲笑いながら戦闘に突入する
ドラゴンをお供に従えたまに武器を投げつけ50の固定ダメージを与えてくる。また杖などの魔法の効果を2ダメージに変換して状態異常を防御したり爆風に完全耐性を持つ。
そのためお供を何とかしながら戦うことになるが、装備さえ揃えればどうということはない程度のレベル。
しかしこの形態ではトルネコは鎧こそ砕くことができたものの、一旦逆切れしたヘルジャスティスに石像にされてしまう。
其のため、父の危機を察知したポポロがダンジョンに挑む。
第二形態
トルネコの石像の前で自分の力を誇示した後戦闘に入る。
……が、はっきり言って弱い。体感的には魔蝕虫すら下回る。
まず、この戦いは一戦目では連れてたオトモが一切いない。一方でポポロ側は仲間にして鍛え上げたモンスターを最大10体まで参加させることができ、ローグライクでは珍しいプレイヤー側が数の暴力で敵をフルボッコという展開に。
一応ヘルジャスティス側にも2ダメージ化能力により即死しにくくはなっており、更には邪悪な霧でお供の一体を洗脳することはできるものの、正直数の暴力の前では焼け石に水。
しかも直接かける魔法が効かないだけでポポロが味方モンスターに身代わりの杖を振りさらに鉄化の杖でアストロンおとりを完成させてしまえば、近づいてもおとりに殴れない上に周囲の他モンスターにフルボッコにされる。また、聖域の巻物越しに攻撃する手段がないため、ポポロがそれの上に乗るだけで勝ちが確定する。……そこまでしなくても普通に倒せてしまうが。
ポポロの力の前にあっけなく敗れ去ったヘルジャスティスは、自分が負けたことに対して愕然としながらもトルネコの石化は解けないと負け惜しみを口にしながら滅び去った。
ヘルジャスティスを倒してもトルネコは元に戻らなかった・・・が、だがロサとイネスが大地の神様の力で現れトルネコを元に戻す使命を果たす。
そして元に戻ったトルネコはポポロと再会し、ネネや皆の元へ帰還するのであった。
ジャスティス兄
なお、本編クリア後ではジャスティス兄というモンスターがダンジョン最深部に登場するのだが、なんとこの兄は複数耐登場し仲間に出来る。
しかも台詞から考慮するに意外に謙虚で紳士的。弟の悪行に本人に代わって謝罪している。どうやらこの種族は末の弟だけが異端な邪悪らしい。
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りゅうおう・・・ドラクエ本編初代ラスボス。後のロトシリーズに竜王のひ孫や竜の女王という存在がいることも考慮すると、こちらも本来は善玉寄りの種族のなかで悪事に手を染めた異端と言えるかもしれない。