ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

クサビフグの編集履歴

2022-12-11 07:25:38 バージョン

クサビフグ

くさびふぐ

フグ目マンボウ科クサビフグ属

概要

暖かい海の沖合表層に暮らすマンボウの仲間。クサビ「フグ」とは言うものの、およそフグには見えない珍妙な魚(一応フグの親戚ではある)。

 

他のマンボウどもがいずれも2~3メートルくらいある巨大魚なのに対し、コイツは50センチから1メートル程とだいぶ小柄。

また体型こそ「マンボウ型」だが普通のマンボウより細長く、くさび形を思わせるのでこの名がついた。ただし縦に薄い体型は他の連中と同じ。

 

最大の特徴は口が縦に開く事。

水の抵抗を減らすための進化だと考えられ、マンボウ科どころか全ての魚のなかで唯一クサビフグだけがもつ特徴。口を閉じると唇がちょうど水を割く形になる。

そこまでして得た泳力は相当なもので、尾びれもないのにサバ科の面々に迫るスピードで水中を砲弾のごとく泳ぐ。そのためマンボウが好むクラゲよりも素早く、栄養価が高いイカなどの獲物を捕らえることができる。


外洋に適応したフグであるマンボウ科の中でも、深海魚よりの生活をするマンボウに対してクサビフグは表層を回遊する生活を選んだ種だといえる。


関連タグ

 フグ目

アマシイラ…外洋に適応したニザダイ類

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました