アマシイラ

あましいら

スズキ目アマシイラ科アマシイラ属の魚。

概要

スズキ目の魚。

1科1種の極めて特異な魚であり、他種との近縁性も定かではないが、体構造やDNAの解析によりニザダイ科との関連性が指摘されニザダイ亜目に含まれることが多い。

最大で2メートル近くに成長。

膨らみ突出した頭部とやや側扁した紡錘形の胴体をもち、シイラを思わせる。

口は小さく、弱いため硬いものを捕食することができない。この口はアジ科の魚のように突き出すことができ、サルパやクラゲ等海を漂う柔らかい生物を咥えて捕る。

暖海の表層を回遊しながら生活しているようだが、データが極めて少ないため詳しい生活様式は不明である。

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