概要
みゆきは一話目、あかねは二話目にプリキュアとして覚醒しており、初めての仲間にはしゃぐみゆきと、それに満更でもないあかねの姿に心打たれた人たちによって愛好されているカップリングである。
プリキュアの同志という以外にも、転校生同士という共通点があり、みゆきの初めての友達があかねである。本編では、何かとトラブルを起こしたりピンチになるみゆき(ハッピー)を真っ先にフォローに来る姉御肌のあかね(サニー)という関係でよく描かれる。
役割としてボケのみゆき・ツッコミのあかねと対照的な性格をした二人は息の合った組み合わせと言えるだろう。
基本はみゆきボケ・あかねツッコミの漫才形式だが、9話で見せたように、あかねがボケを振ってみゆきがツッコむというふうに臨機応変に役割を変えることもでき、知り合って間もないとは思えない掛け合いで相性の良さがわかる二人である。
このピンクと赤のボケとツッコミ、ドジっ子と世話役という構図は、プリキュア5の夢原のぞみと夏木りんのコンビに似ている。
ちなみに黄瀬やよい、緑川なお、青木れいかの苗字は色で統一されているが、星空みゆきと日野あかねは星空と太陽で天体を表す苗字という共通点がある。
主な絡み
役割上、主人公のみゆきのボケ(暴走)に対してあかねがツッコまなければならないため、絡み自体は毎話安定して多い。
- 転入生のみゆきが緊張してまともに自己紹介できないところを、あかねが壇上に上がってきて面白おかしくみゆきの自己紹介をし、緊張をほぐさせた(1話)。
- あかねが、所属しているバレー部のライバルのエース候補に負けてしまい、様子を見ていたみゆきと一緒に特訓する。キュアサニーの必殺技であるサニーファイヤーも、炎を出したもののどうしたらいいかわからないサニーに対し、ハッピーの「一緒にやった秘密の特訓だよ!」というセリフから生まれたものである(2話)。
- なお姉弟対みゆき・あかね・やよいのサッカー対決をするときに、あかねがみゆきとやよいの手を握って気合を入れるシーンで、プリキュア伝統の、特に深い間柄同士が行う「お互いの手がフォーカスされギュッと手を握るしぐさ」があかねとみゆきとの間でだけ描かれる(4話)。
- やよいの転校を口走ってしまった二人がお互いの口を押さえあうシーンや、みゆきとあかねが冗談交じりに軽い言い合いをするシーンがあり、この時点でのみゆきが、あかねに対して他の3人より少し深く心を開いている様子が窺える。またあかねにみゆきの口癖「はっぷっぷー」が感染っているシーンがある(9話)。
- あかねが作ったお好み焼きを、ウルフルンが「一生懸命作ろうが腹に入れば同じ。大体失敗作だろ?」といった発言をし、これに対してみゆきが「やめて!失敗作なんかじゃない!絶対に美味しいもん!だって、そのお好み焼きにはあかねちゃんの気持ちが、一杯詰まってるんだからぁ!!」と言い返し、あかねに父のお好み焼きの隠し味が何かを気づかせた(10話)。