この記事にはWeb版のネタバレが含まれます。閲覧にはご注意ください。
「――――小鬼(ゴブリン)を舐めるなよ殺人鬼(マーダラー)」
プロフィール
通り名 | アームズ殺し |
---|---|
本名 | レオン・フィラデルフィア |
年齢 | 20代半ば |
身長 | 180cm程度 |
メインジョブ | 【強奪王】(強盗系統超級職) |
エンブリオ | 【奮骨砕刃 スケルトン】 |
CV | 近藤隆 |
概要
アルター王国を中心として活動していたPKクラン<ゴブリン・ストリート>のオーナー。
初代アルター王国最強のPKにして不遇枠。そして読者からの愛され枠であるマスター。
人物
獅子の如き鬣がついた赤いジャケットを着込んだ青年。
息抜きとしてデンドロをプレイし始めた遊戯派のマスター。
ティアンに対する強盗及び殺人で指名手配されていたが、これはリスクありでも効率が良かった為であり、分析能力の高さによる読みの強さから犯罪者クランを率いるだけのカリスマ性も持ち合わせていた。
しかし迅羽を狙ってからが運のツキ。必殺スキルで心臓を抉り取られ、デスペナ明けでファトゥムには山ごと埋められ、醤油抗菌には海ごと爆破、無量大数沙希には真っ二つにされる……等相性最悪の超級とばかり当たるかませの様な展開が続き、クランは実質壊滅。それ以前にもゼクス・ヴュルフェルに敗れて王国最強PKの座から引き摺り降ろされる等とにかく巡り合わせが悪い。
準超級と超級の実力差を示す様なネタ要因なキャラだが、その真価を理解している者達からはいまだ畏怖の対象である。
リアル
本名はレオン・フィラデルフィア。
アメリカでもそれなりの規模を持つ銀行の頭取の御曹司であり、後継ぎのための勉学で身を粉にするような毎日を過ごしていた。デンドロを始めた理由も前述の通り遊ぶ時間が欲しかったため。
ちなみにチェルシーとはリアルでも知り合いの幼馴染み。
戦闘能力
超級職【強奪王】(キング・オブ・バーグラリー)をメインジョブにしており、
後述のエンブリオの制約から無手での戦闘を行うAGI型。
ジョブのスキルによる強奪戦法とエンブリオのスキルによる近中距離戦闘を行う。
また愛用の赤いジャケットはMPとSPの自動回復を行うスキルを持つ特典武具で、エンブリオによる消費をカバーしている。
ちなみに彼が連敗した超級は遠距離攻撃orそもそも食らえば一撃で終わる様な攻撃手段持ちである。
ジョブ
メインジョブ | 【強奪王】(強盗系統超級職) |
---|
三つのスキルを有しており、無手で戦闘を行うエルドリッジの攻撃の要と言える超級職。
エンブリオ
エンブリオ名 | 【奮骨砕刃 スケルトン】 |
---|---|
TYPE | アームズ系列 |
能力特性 | 無手時特殊能力 |
到達形態 | Ⅵ |
全身骨格置換型でその強度は神話級金属に匹敵する。
スケルトンの名が表すのは『何も持たない死者』。よって彼のエンブリオは一切武器を持たない状態でのみスキルを発動するのが特徴。
スキル
ジョブ
- 《グレーター・ビッグポケット》:アクティブスキル
【強奪王】の固有スキル。
自身が視認した譲渡不可アイテム以外のアイテムを、空間を超えて強制的に自身のアイテムボックスに格納する。
射程距離内は半径100メートル。
エンブリオにより二発同時に使える。
大抵の場合このスキルだけでアイテムや武器を奪ってしまえるため、通り名のアームズ殺しをジョブによるものと誤認してしまう要因。
- 《グレーター・テイクオーバー》:アクティブスキル
【強奪王】の固有スキル。
効果範囲にある視認した肉体部位を抉り取る空間超越攻撃。
自分の手で掴めるサイズならば、どこであろうと毟って奪い取ることができる。
抉れる範囲は自身のSTRとDEXの合計と相手のENDの比率で変化する。
エンブリオにより二発同時に使える。
- 《グレーター・オールドレイン》:アクティブスキル
【強奪王】の奥義。
一日一度かつ対象一人のみの『ステータス強奪』。
このスキル発動中に相手に与えたダメージ量に比例して相手のステータスを削り、自身に上乗せする。
相手の最大HPから削る為削り続ければ相手の最大HP自体ゼロにできる。よって回復するタイプの敵とは相性が良く、格上相手でも実力差を覆せる可能性を持つスキル。
更に相手のステータス減少と自身の強化は独立しており、相手が弱体化したステータスを元に戻してもエルドリッジの強化はスキルが続く限り永続。
エンブリオ
- 《死後に遺るモノ(アフター・ワン)》:パッシブスキル
固有スキル。
両手が非装備状態の時、スケルトンの強度とエルドリッジ自身のENDを引き上げる。
総合すると神話級金属に匹敵する防御力を実現させ、四万近いSTRを持つ敵の攻撃にも耐えられる。
- 《死者は骸と遺志を持つ(スピリット・ダブル)》:パッシブスキル
固有スキル。
両手が非装備の時、アクティブスキルの並列起動を可能とする。
メインジョブの強奪王のスキルを両手にそれぞれセットして発動可能。副次効果でクールタイムも減少する。
- 《副葬品は要らず、ただ還るのみ(スケルトン)》:アクティブスキル
必殺スキル。
彼がアームズ殺しと呼ばれる最大の要因。
戦闘相手の両手装備(武器)の内一つを、例えエンブリオや超級金属であろうと強度に関係なく破壊する。
使用には両手が非装備であることに加えて、相手との戦闘時間が三〇〇秒以上経過しなければ使用できないという制約がある。
そのためノータイムで即死級の攻撃を繰り出す相手には相性最悪。また武器に頼らない相手にも効果は薄い。
対象にできるのは両手の装備枠にある武器のみであるため、籠手やその他の装備枠の装備は破壊できない。
1日2回まで使用可能。再使用のクールタイムは300秒。
余談
クランは事実上壊滅状態だが、女性マスターのニアーラとフェイの二人だけは残っている。というか好意を寄せられているが気づいてない。
実力者でありながらなかなか勝てない不憫さ、本編での熱い活躍などから人気の高いキャラクターで、ファンからの愛称は「エルドリッジパイセン」。
関連タグ
以下、Web版最新話のネタバレ
『――今日は、<超級>を倒しに来た』
トライ・フラッグスにおいて国外戦力としてまさかの参戦。
度重なる超級との戦いで敗北し、心が折れてしまいかけたエルドリッジだったが、とある事件に巻き込まれた際に格上の超級に相性の良さで優位に立った事で自信を取り戻す。
その後色々あってカルディナの複合企業クランの元締めという形でゴブリン・ストリートは復活。
元々銀行員としても有能であったが為に仕事漬けの毎日となっていた彼に『超級を倒すチャンスが欲しくないか』と、とあるマスターから提案され無許可で入国。
ターゲットに選ばれたスプレンディダに5対1(スプレンディダ側は実質100+αの戦力)という状況で相討ちに持ち込み、彼から『強奪王はついに超級に勝った』と認められた。