概要
ミラソウル社製フライトユニットとは『機動戦士ガンダム水星の魔女』に登場するガンダム・エアリアルの追加装備。
サードパーティのミラソウル社が製造したMS用フライトユニットのジャンク品をベースにレストアしたもの。
元になったジャンクはスレッタが「動くんですか」と疑ってしまうほどのボロで、何らかのロケットの残骸、タービンだったと思わしきもの、ダブルガトリングガンの3点。
宇宙空間での決闘に際し、機動性に秀でるガンダム・ファラクトに対抗するための推進ユニットとして、ニカ・ナナウラ主導のもとで地球寮メカニック科の面々によってエアリアル用に調整された。
従来のバックパックと交換する形で装備するため、スラスターのアーム部分にビームサーベルを装着できるラックが増設され、格納・展開するギミックが仕込まれている。
両側面に格納されたスラスターパーツが露出し、三次元高機動に対応するハイマニューバモードへの移行を可能とする。
運用テストも問題なくクリアし、ファラクト戦においても十分な活躍を見せて地球寮の技術力を示したが、混戦の中で左翼を損傷、その場でパージされそのまま廃棄された。
ミラソウル社について
フライユニットにて劇中ではミラソウル社のミの字も出なかった事から「ジャンクパーツがミラソウル社の製品なら設定的には間違いとも言えないかもしれない」等々、視聴者の憶測・議論が繰り広げられている。
結局1クール放送終わっても全く触れられなったので別の意味で謎を残した。
後にガンプラが発売され、その説明書によると「サードパーティであるミラソウル社が製造したモビルスーツ用フライユニットのジャンク品をベースに、」と記載されているが、肝心のどの企業のサードパーティーなのか記されていない等、設定を活かせてない。
立体化
2023年1月14日に1/144スケールでミカエリス、ベギルペンデと同時に発売。価格は880円(税込)
本編通りバックパックと交換する形で装備。
パッケージにデミトレーナーに装着している見本があり、ユニバーサル規格に対応しており、規格が合えば他のガンプラや30MM等のロボットプラモデルにも装着できてビジュアルを損なわずに高める汎用性を持つ。
左右にフレキシブルな可動を有し、一部に露出するメカパーツが内蔵されており、内部のメカモールドも表現されている。
エアリアルのビームサーベルのグリップをスラスターのアーム部分に装着、格納、展開ギミックも再現されている。
流石にビームサーベルのグリップは付属しないがガンダムエクシアの第3世代ガンダムやガンダムAGE-1やその量産型のガンプラのビームサーベルのクリップが平型であれば装着できるし、プラ板による自作も簡単に入る部類(装着・格納に耐えれる強度は必要)。
逆に筒型のビームサーベルのクリップは対応してない(加工すれば装着できなくもないが柄のせいでラックにつっかえて収納でなくなるし、それでも収納させるためにラック部分や柄を削るにしても見栄えが悪くなるし、何よりも装着するパーツの強度がガタ落ちして折れ取れてしまう危険が高いのでオススメしない)。
オプションパーツとしてエアリアルの平手が付属しているが、発売が第12話の放送後であったため別の意味で話題になった。