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ここまでだ、スレッタ・マーキュリー。ミオリネの隣に立つのは俺だ!


スペック

デザイナー海老川兼武
形式番号CFK-029
全高20.3m
重量68.6t
パイロットシャディク・ゼネリ
製造グラスレー・ディフェンス・システムズ
固定武装
  • 右腕戦術複合装備「ビームブレイサー」
    • ビーム発振器
    • シールドコーティングプレート
    • 有線式分離機構
    • アンチドートデバイス
-
  • 左腕ボックスタイプビームサーベル搭載小盾

概要

水星の魔女に登場するモビルスーツ。パイロットはシャディク・ゼネリ。西洋の甲冑の騎士を思わせる。

スレンダーな外見であるものの、本作に登場しているMSで20m級と最も大型とされていたが後に登場・設定公開されたガンダム・ルブリス・ウルが21m級とその座を譲っている。


解説

前日譚に登場するベギルベウと同じグラスレー・ディフェンス・システムズ製のMSで、大腿部装甲や関節部、胸部に露出したコクピットのキャノピーなどに同様の意匠が見受けられカラーリングもおおむね共通している。

同社の拠点「CFライン」で開発・製造された「グレードK」系列のベギルタイプに代わる新鋭機。世代は不明であるが、先に決闘にて披露されたジェターク社のダリルバルデが意思拡張AIを用いた(実証段階の)第5世代機であり自社の現行型実戦機で意思拡張AIが用いられていないハインドリー・シュトルムは第4世代機とされているため、本機は第4世代機の可能性が高いとみられる。

ヴァナディース事変以降の「アンチドート」搭載機の近代化として、デバイスそのものに攻撃能力を付加させる事で妨害を行いやすくするコンセプトで開発された。攻撃力と機動力を高めた半面右腕に武装が集中しているため、汎用性重視のグラスレー社の機体としては珍しくそれに劣るものとなっている。


武装

ミオリネの隣に立つのは、俺だ!

右腕の戦術複合装備「ビームブレイサー」はあらゆる機能が搭載されており、ビームサーベル、クロー部分の先端の銃口、ビームブレイサーを飛ばす有線ワイヤー、そして対GUND-ARM用の武装としてベギルベウに搭載されていたノンキネティックポッドの無線ドローン妨害システム「アンチドート」の発展型が組み込まれている。


ビームサーベル

「ビームブレイサー」内銃口から発振するビームサーベル。


ビームキャノン/ビームマシンガン

「ビームブレイサー」内銃口から発射する。射撃モードはビームキャノンとビームマシンガンの二種類となっている。


有線式分離機構

「ビームブレイサー」を機体から分離させ、遠隔攻撃を行う。劇中では地球寮戦でデミトレーナーやエアリアルとの交戦時に用いられた。またビームブレイサーが大型の兵装なこともあってか後述のグエル・ジェタークとの戦闘では質量兵器として突撃させ怯ませるなどの使い方もしていた。


アンチドートデバイス

対GUND-ARM用の電子妨害装置。使用時には開口する。


左腕ショートシールド/ビームサーベル

左腕には小型のシールドが装備されており、ここからビームサーベルを展開可能。右腕と同時に稼働させる事も可能である。


劇中での活躍

サリウス・ゼネリによってベギルペンデ5機と共にグラスレー寮に納入され、彼の養子であるシャディク・ゼネリによって地球寮との決闘に用いられた。

真っ先にチュチュ専用デミトレーナーの足場を崩し狙撃を妨害、地球寮側のザウォート達を片付けたベギルペンデに号令をかけ共にアンチドートでガンダム・エアリアルの行動を封じたが突如再起動。

アンチドートを突破しベギルペンデ達を一瞬で3機撃破したものの満身創痍であったエアリアルに対し最後は自らの手でトドメを刺そうと赴き右腕を構えるが、その瞬間に中破したザウォート達に支えられたデミトレーナーの狙撃を頭部に受け敗北した。

あと一歩、キミに踏み出せたなら


ガンプラ

2023年1月14日にHG1/144スケールで1760円(消費税込み)で発売された。

本体とビームブレイサー射出時再現用のワイヤー及びスタンドが付属している。形状はベギルベウと似ているところが多いが完全新規ランナーで作成されている。

ビームブレイサー内銃口用、左腕用のビームサーベルは付属しているが、地球寮戦などでも見られたビームブレイサークロー部のビーム刃は付属していない。

胸部装甲パーツが真っ二つに割れたという破損報告が多数寄せられているため該当パーツには細心の注意が必要。


なお2セット購入することで、両腕ともビームブレイサーにしたものが組めるが、他方でハンドパーツが左しかないこともあり、両腕とも通常のマニピュレータにしたものは、ビルドハンズほか他キットの手首を流用しないと組めない。


上記通りベギルベウと形状が似ていることと配色が限りなく近いため、ミキシングビルドによって再現自体は可能。また、背中がさみしいからバックパックを交換する人も多い。


余談

  • シルエットがハイングラハインドリーに近しい事からカラーこそ異なるものの正統進化に近いベギルペンデの下位機種と長らく予想されていた。
  • ハインドリー・シュトルム用のビームライフルは本来ミカエリス用であったと海老川が発言している。その後、右腕がビームブレイサーに変更されたためハインドリーに流用された。
  • 機体名はかつてエクソシストとして名をはせたセバスチャン・ミカエリスの名に由来する。
    • 本作の元ネタとされる『テンペスト』ではセバスティアンと呼ばれる人物が登場しており、これと掛けたネーミングではないかと思われる。
  • ビームブレイサーはその特徴的な構造から「pear of anguish」(苦悩の梨、苦痛の梨とも)がモチーフではないかとされる。

関連タグ

機動戦士ガンダム水星の魔女


グラスレー・ディフェンス・システムズ
















ALERT

君から初見と驚きを


※Season2以降のさらなるネタバレ注意!!


奪い取る。

ALERT
















スペック

パイロットシャディク・ゼネリ
固定武装
  • 右腕戦術複合装備「ビームブレイサー」
    • ビーム発振器
    • シールドコーティングプレート
    • 有線式分離機構
    • アンチドートデバイス
-
オプション兵装-

Season2以降の解説

Season2のOPガンダム・ファラクトやダリルバルデと共に、空いた左腕を埋めるかのように携行複合兵装「ジャベリンブレイサー」を携えて登場。構成する各兵装はビームブレイサーと同様にワイヤーで射出可能。


武装

左腕の複合装備「ジャベリンブレイサー」に関してもあらゆる機能が搭載されており、ドリルジャベリン、ストライクブレイスを飛ばす有線ワイヤーを持つ。こちらはマニピュレータはそのままに左手で携行する形式が採用された。


ドリルジャベリン

「ジャベリンブレイサー」を象徴する大型の槍。

内蔵スラスターにより回転力を加えた刺突攻撃を行う。

突貫に用いられるほか、耐弾性や耐ビーム性を持ち合わせているのか攻撃を受け止めていた。


ストライクブレイス

ショートシールドを改修し多機能化した防御兵装。

ビームサーベル/ビームガン機能が続投されているほか、両脇に新設された連射力に優れるビームマシンガンx2を加えた計3門の砲門を有する。

劇中では確認できないが他の兵装と同様に分離機構を有し、有線ドローンとして運用することも可能。


有線式分離機構

「ドリルジャベリン」と「ストライクブレイス」を機体から分離させ、遠隔攻撃を行う。劇中では「ビームブレイサー」同様奇襲や死角からの攻撃に用いられた。

また、単純な攻撃だけでなく精密な動作もできるようで、グエルとの戦闘では不意打ちで放たれたイーシュヴァラを射出した槍の部分で防ぎながらダガーナイフで攻撃するという離れ業を見せた。


展開式ダガーナイフ

隠し玉としてナイフが内蔵されており、上記するジャベリンブレイサーを防御に併用した攻撃でダリルバルデのコックピット付近を切り裂くが、コックピットに直撃はしなかったようで有効打にはなりえなかった。


Season2以降の活躍

Season2前半はシャディクは暗躍に徹していたため登場しなかったが、後半でシャディクがグエルとの対決の際に使用、実戦仕様の状態で運用された。


吶喊してきたグエルの威嚇射撃を挑発として右肩でわざと被弾し、「正当防衛」として彼への憎しみを吐露しながらダリルバルデと激しい戦いを繰り広げ、ビームブレイサーやビームバルカンを巧みに利用した射撃戦の後に激しい接近戦を展開。手始めにビームカタナ、ビームライフルをグスサー・イーシュヴァラタイプBへ換装出来る右上腕部と下腕部の接続部付近ごともぎ取り、ビームキャノンの直撃にも耐えたダヤ・アンビカーも接射で一基破壊した後ヘッドオンとなり相手のグスサー・イーシュヴァラ一斉射出をあしらい残った一基も破壊。

そしてダリルバルデを拘束すると増援のサビーナのハインドリーによる射撃で自機諸共道連れを図るが失敗し、彼女はランスによる吶喊を敢行するがグスサー・イーシュヴァラによって無力化され、最後の手段として拘束していたビームブレイサーを犠牲にしたゼロ距離射撃でダリルバルデを撃破する。しかし、ダリルバルデが爆発する直前にサビーナ同様死角から放たれたイーシュヴァラ両腕両足を切断され戦闘不能になった。

直後にセキュリティフォースのデミギャリソンによって包囲され、他の同志たちもドミニコス隊によって戦闘不能状態に陥ったため、結果的には敗北することとなった。(よくみると直前でグエルがマニュアル操作に切り替えたのかイーシュヴァラの挙動が二機にとどめを刺すシーンとそれ以前で変化しており、サビーナが射撃を行った際に頭部ブレードアンテナも半分に折れ決闘ルールでみると敗北している)。



Season2以降の余談

  • 先述のOPでは『偶像』の歌詞に音ハメされる形で登場しており、シャディクの立場や状況をうたっているとも解釈出来るが……? その直後にはダリルバルデが登場し、グエルと対比されているようにも思える。
    • OPでは判別が困難であったが左腕にも武器を持ち、通常のマニュピレーターの左手を前に突き出しているダリルバルデとは対照的に対話を拒否する姿勢の表れであろう。こちらのカット担当は不明。
  • Season2仕様の追加兵装に関しても海老川が担当している。


  • 放送終了後から3ヶ月経ち、ようやくSeason2仕様への換装パーツがディランザ(グエル機)、ダリルバルデファラクトの換装パーツとセットになってプレミアムバンダイで発売される事が発表された。
    • なお腕と手首パーツの形状が限りなく近いベギルベウやベギルペンデにも無改造で装着できる。

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