概要
遊戯王OCGのカード群。属性はバラバラだが、種族は爬虫類族で統一されている。
モチーフは名前の通り「エイリアン」で、創作宇宙人をモチーフにしたモンスターも多い。
独自システムにAカウンターを持っており、このAカウンターを活用して着実にアドバンテージを取って行くのがこのデッキの基本戦術である。
Aカウンターを使用する効果は多岐に渡り、カードの破壊からコントロール奪取まで幅広く存在する。
中でも多いのは“Aカウンターが乗ったモンスターは「エーリアン」と名のついたモンスターと戦闘する場合、Aカウンター1つにつき攻撃力と守備力が300ポイントダウンする。”弱体化効果であり、宇宙獣ガンギルと6種類のエーリアンがこの効果を持つ。
最近では、専用のシンクロモンスターである宇宙砦ゴルガーとチューナーのエーリアンモナイトが登場した為、シンクロ召喚をメインの戦術にするのも可能となった。
サポートカードやテーマ名から、このカテゴリーに属するモンスターは侵略者であると思われる。
また、AカウンターはA細胞を指すようであり、惑星汚染ウイルスのイラストからもこれで対象の生物や惑星を侵略するようだ。
関連カードの効果とも一致する。
同じ侵略者であり、爬虫類族で統一されているワーム(遊戯王OCG)とは何かと比較され易いのだが、侵略者と種族以外は共通点がほとんど無い(ただし、一部のサポートは対応する)。
ちなみに、ワームと比べるとエーリアンの侵略の方法に科学的な手法が目立ち、A細胞の培養や増殖、惑星汚染ウイルス等々、生物兵器を思わせる描写がサポートカードにてなされている。
また、爬虫類要素が皆無のワームと異なり、エーリアンには多少の爬虫類要素があり、特にエーリアン・ハンターとエーリアン・ソルジャーははっきりと爬虫類型の姿をしている。
長らく関連カードの追加が行われず、またゴルガーを除いた強さがイマイチパッとしない上、肝心のAカウンターは表向きモンスターにしか置けない為、自分が優勢になる程に相手フィールドに裏守備表示カードが増えて貯まらなくなるetc……が重なり、中々振るわないカテゴリーだったが、「A」細胞組み換え装置の登場で若干賑わいを取り戻した。その後は他の爬虫類族カテゴリー共々、ルール3終了後まで大人しくしていたが、2017年以降にリンクモンスターが一応加入された。
カード一覧
「エーリアン」モンスター一覧
エーリアン関係のモンスター
ゼータ・レティキュラント(直接の関連カードではない)
惑星からの物体「A」(直接の関連カードではない)
エーリアンに関する魔法・罠カード
魔法カード
罠カード
大気圏外射撃(採用大気圏外と呼ばれるゴミ。何故作ったコンマイ)
W惑星隕石(本来はワームのサポートだが、一部カードは効果の対象となる)
エーリアン・ブレイン(直接のサポートカードではない)