宇宙世紀のヒートロッド
『機動戦士ガンダム』に登場するグフの武装の一つである強力な電磁ウィップ。
敵機体に絡みつかせることで強力な電撃を食らわせたり、ビーム兵器や実弾兵器に絡みつかせて暴発させることができる。また素早く降れば敵機を切断することもできる。
資料によって効果はバラバラであり高熱と高圧電流を持つとする資料、微細な圧電アクチュエーターを内包するデンドリマーと、それを覆う伝導率の高い重合体とする資料、位相を変えることで分子量を変化させる高分子重合物を充填していることにより、伸縮を可能としているとした資料がみられる。
グフ以外ではアッグガイの触腕はヒートロッドになっている。またドーベン・ウルフは、サイコミュ搭載以前にはグフと同様のヒートロッドを内蔵していたという設定になっている。
また火星独立ジオン軍が使用するRFグフは先端にビーム発生機能を取り付けた強化武器ビームロッドを装備している。
アナザーガンダムのヒートロッド
『新機動戦記ガンダムW』に登場するガンダムエピオンおよびトールギスⅢの武器として登場。こちらでは、高熱によって敵の装甲を撃ち抜く装備として扱われる。
『機動戦士ガンダムSEEDDESTINY』に登場するグフのリメイク・グフイグナイテッドにもスレイヤーウィップという同系統の武装が存在する。
余談
ガンダムシリーズではないが、ゲーム『サイバーボッツ』のヴァリアント・アーマー・ジャッカルも使用する。