概要
「傀儡女ガブリエラ」の二つ名を持ち、「催眠術の一族」と言われる強大な一族の当主であった吸血鬼。
理由は不明だが血族から放逐され、一族そのものは「ちょーっと前にお家騒動で潰れた」とエルダーが語っている。(参考ツイート)。
「高慢で激高癖があった」「当主の器ではなかった」と、息子である吸血鬼マイクロビキニ(ミカエラ)とは性格が似通っている点がある事がヴェントルー・ブルーブラッドの発言によって明らかにされているものの、未だ謎が多い人物。
(参考ツイート)。
「いたな、そんなやつ」「アイツも頭良さそうなツラして一番アホだったわな」とエルダーやヴェントルー以外の古き血たちからはそう評されており、あまり良く思われてなかった模様。(参考ツイート)。
現在の生死・行方は一切不明。
吸血鬼三兄弟の母親であるが、半吸血鬼のダンピールとして生まれた息子達をすぐに吸血鬼化させた。吸血鬼野球拳大好き(ケン)は第三者から母の話題をふられると「暗ぇもん」と言う理由で詳細を話そうとしない等彼女に関してはあまりよく思っていない模様。吸血鬼マイクロビキニ(ミカエラ)は兄弟と顔が似ていない事がコンプレックスとなり、トラウマを抱えている。吸血鬼下半身透明(トオル)は長兄の野球拳大好きを親代わりに育った為に母の事を全く知らない等、複雑な家庭環境が窺えるエピソードが多い。
三兄弟の吸血鬼化エピソードや、ミカエラの顔のコンプレックスについてはファンブック参照。
ギャグ漫画らしからぬシリアスな印象を抱かせるキャラだった為か設定が少しずつ仄めかされるだけの存在だったが、最近本編(第269死)にて名前とシルエット(つばの広い大きな帽子にクリノリンドレス姿)が登場。その後の第297死の回想シーンにて遂に初登場した。
当時竜の一族の当主として実質的に吸血鬼社会の頂点に立っていた御真祖様に催眠術をかけて彼を旗頭に吸血鬼の軍勢でロンドンを蹂躙しようと画策したらしい。しかし当の御真祖様には彼女の強力な催眠術は全く効かず、ロンドンに観光に行った御真祖様はヘルシング教授と仲良くなって彼女の計画は破綻してしまいその責任を取る形で当主を辞めさせられてしまったらしい。
余談
- 性格や能力、容姿など詳細の殆どは明らかにされていないが、上記のとおり長らく作者Twitter等のみで仄めかされるミステリアスな存在であった為、ファンの間での想像や憶測で語られる事が大変多いキャラクターである。
- 彼女に関してはファンによって大きく印象やイメージが異なる為、詳細を知るにはアカウントジャックと言われる作者Twitterをまず参照する事が最も望ましい。
- ファンの間では「子供を虐待していた毒親」であるかのように語られる事が多いが、全てファンのネガティブな憶測でしかなく、彼女が過去に実際に何をしたのかは2021年12月の時点では何も明らかにされていない。