概要
17年前に起きた羽田浩司殺人事件の際、同じホテルで死亡していた、80歳を越える老婆。
アメリカの資産家であり、FBIやCIAなどにも顔の利く人物。
元々羽田のファンであり、彼と会話するために日本語会話を一から学び、事件当日には流暢に話せるなど、老いてなおアグレッシブな女性だった。
しかし、その立場ゆえに黒の組織に狙われ、事件当日にはラムと遭遇。
ホテルに配置していたボディーガードたちは悉く無力化され、通報していたSWATはベルモットの偽電話で出動を取り消され万策尽きた中、娘同然のレイチェル・浅香を守るため、ラムが鼻先にちらつかせていたAPTX4869を奪い取り自ら服用し命を絶った。
しかし死の間際、その場にあったチェスの駒と腕時計を用いて暗号めいたメッセージを残しており、第一発見者である黒田兵衛からその写真を見せられた江戸川コナンによって解読されることになった。