概要
マリオカートシリーズ皆勤賞のコースで、ファンからはクッパキャッスル・レインボーロードと共に御三家と呼ばれている。
主にフラワーカップで登場することが多い。
舗装された道をメインに走るコースで、作品によってはクリボーやパックンフラワーやワンワンが障害物として登場する。
各作品ごとのマリオサーキット
SFC マリオサーキット1
キノコカップ第1コース
左回りのシンプルなコース。2番目のコーナーに土管がある。
のちに、マリオカートDS、マリオカートツアーにも登場。
SFC マリオサーキット2
キノコカップ第5コース
左回りのコース。
カーブがきつくなり、後半でコースを大ジャンプして飛び越える立体交差の箇所がある。
大ジャンプ地点にバナナや甲羅を仕掛けてCOMの順位を落とすのは誰もがやる行為だろう。
このコース以降、3、4でも障害物としてオイルが撒かれている箇所がある。
のちにマリオカート7、マリオカートツアーで登場、大ジャンプ部分はグライダーで飛ぶようになっている。
SFC マリオサーキット3
フラワーカップ第5コース
スタートからゴールまで多数のカーブが複合している右回りコース。
ゴール手前にはダッシュ板がある。
のちにマリオカートWii、マリオカートツアー、マリオカート8デラックスDLC第2弾に登場。マリオカート8デラックスでリメイクされた事によって、マリオカートアドバンスも含めて一番リメイクされたコースになった(同じ回数でリメイクされたコースは、SFCレインボーロードのみ)。
SFC マリオサーキット4
スターカップ第5コース
コース中央でヘアピンカーブが連続していたり、土管などの障害物が増えている左回りのコース。
途中で道幅が狭くなっている箇所がある。
また、SFCマリオサーキットは全てマリオカートアドバンスでリメイクされている。
64 マリオサーキット
フラワーカップ第4コース
コース全長は564mと短いが、ヘアピンカーブが随所にありテクニカルなコースになっている。道の脇にはパックンフラワーもいる。
ちなみにタイトル画面でRトリガーボタンを押すと、マリオサーキットのベストタイムが表示される。(1分30秒を切ると点滅する。)
かなりシビアでダイナミックなショートカットが有名。
任天堂が一社提供していたTV番組『64マリオスタジアム』では番組特製オリジナルライセンスカードが貰えるキャンペーンが行われていた。
のちにマリオカートWiiで登場。
GBA マリオサーキット
フラワーカップ第1コース
ゴール手前にピットがあり、ダッシュボードが設置されている。
のちにマリオカート8に登場、ヘアピン部分がジャッキアップされて反重力エリアに。SFC版のようにオイルが撒かれている箇所も新たに増えた。ちなみに最初から遊べる32コースのうちGBA版からの唯一のリメイクとなっている。
GC マリオサーキット
フラワーカップ第2コース
ワンワンやパックンフラワーが道のわきから襲ってくる。後半はクリボーがうろつく砂地を走る。
のちにマリオカートWiiに登場。砂地にコブができてジャンプアクションが可能。
DS マリオサーキット
スターカップ第3コース
クリボーが何箇所かにおり、道中ではファイアパックンが行く手を阻む。やはり一部は砂地。スターカップに登場するのはSFC版のコース4以来となる。
のちにマリオカート8デラックスDLC第4弾、マリオカートツアーでも同時に登場。
8デラックスではコース中にはまさかのハナチャンが追加されてコースを徘徊している。
ツアーではDSでも登場したファイアパックンがファイアボールを飛ばしてくる(8デラックスでは現在未確認)。
Wii マリオサーキット
フラワーカップ第1コース
8の字型の街並みのコース。ワンワンやクリボーがいる。
3DS マリオサーキット
フラワーカップ第2コース
満開の桜が咲き誇る中でレースが行われる。
トランポリンキノコがあったり、途中ピーチ城の中を走る。
のちにマリオカートツアーに登場。
WiiU/Switch マリオサーキット
フラワーカップ第1コース
8の字形のコースがメビウスの帯状にねじれており、表と裏を走って1周カウントとなる。クリボーとパックンフラワーがいる。
ツアー RMX マリオサーキット1
初登場:2020/2/26 マリオブラザーズツアー
SFC マリオサーキットをリミックスした、マリオカートツアーが初登場のコース。
ブロックがコース上に配置されており、その上を通ることができる。クリボーとパックンフラワーがいる。全体的にSFC版よりもジャンプアクションができる場所が多め。
ちなみにマリオカートツアーに実装されているコースは通常版のコースに加え、逆方向に走る「Rコース」、ジャンプ台やダッシュボードが増えてポイントを稼ぎやすい「Xコース」、その両方を兼ねた「RXコース」が存在する。
スマブラでは
『大乱闘スマッシュブラザーズX』に対戦ステージとして登場。
DSのエイトクロスサーキットをモチーフにした8の字型サーキットの交差点部分で戦う。足場が動いたりすることが無く、落下地点が存在しない。
レーサーとしてヘイホーが左もしくは奥から走って来る。背景に注意画面が表示されたら登場の合図。
BGMは高濱祐輔氏編曲によるSFC版マリオサーキットのアレンジ版。他ルイージサーキットとワルイージピンボールのアレンジ曲が流れる。
WiiU版では「X」に登場したマリオサーキットの他、新規ステージとしてマリオカート8の同名コースを巡回するものが登場。新規ステージの方はコースを足場で巡回しながらところどころで止まるという構成で、ヘイホーのカートがコースを走っている点はマリオカートからのステージ共通だが、コースが反重力になっている関係で足場の停止位置によっては天井をカートが走っていくことがある。