「どうやら…ものにしたようだな」
概要
通称:ザンバット。
「剣とキバの仲介人」の様な存在で、ソードの持つ魔力を緩和・抑制しつつ、キバの魔皇力を注ぎ込むことで、キバ専用剣として使用できる様にしている。
幻影怪物ザンバットバットとも呼ばれる。
翼膜と目が赤。額にある謎の結晶が緑。耳と結晶のすぐ上が黒で残りは金。
剣本体に見劣りしない荘厳な容姿で、キバットⅡ世とはまた違う鋭い目が特徴的。
誕生経緯
『ザンバットソード』に認められ引き抜く事には成功したものの、正式にキングの血を引いていないが故に力の制御に失敗し暴走する渡を抑える為に次狼、ラモン、力の思念とライフエナジーが結集・融合して誕生した。刀身に喰らつき、と「剣の力を自分のものにすること」を説く事で渡に力の制御を成功させ、見事に使いこなせるように促した。
三人の意思が反映されている存在である為、各アームズモンスターの言葉で話す事ができ、普段は『ザンバットソード』の刀身に憑き魔力を制御する事で、力不足の渡=キバの魔皇力でも使えこなせるようにする“仲介人”だが、時にキバに様々なアドバイスなどをして助言する事もある。
また、必殺技の『ファイナルザンバット斬』発動の際に刀身に魔皇力をチャージする役割りをも担っている。
以降ザンバットソードは、このザンバットバットが取り付いた状態が、劇中のデフォルトになる。
能力
ブレードを極限まで研ぎ澄ます研磨牙「シャーペンスファング」によって一定量の魔皇力が注ぎ込まれ、研磨するごとに刀身の切れ味を安定して保つ効果がある。研磨には頭部のエネルギー伝達器官「デュナミスクラウン」にキバが触れて、魔皇力をザンバットバットに伝える必要がある。
4枚の翼「ウイングエッジ」は鍔としての役割を担うが、キバの魔皇力が注ぎ込まれているため高い攻撃力が備わっており、短剣として使う事ができる程。
余談
- 次狼らの、思念とライフエナジーから集合体であるため彼らとは別の個体として存在してる。やろうと思えば別行動も可能な筈だが、誕生直後を除き作中では剣から離れる場面は無かった。