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「もー!マリアは仕方ないなぁ」

「泣いたって仕方ないよ、あたしも頑張るからさ」

概要

サンリオが手掛ける共同企画作品、「まいまいまいごえん」に登場するキャラクターの一人。

プロフィール

誕生日5月12日
好きなものマリア、お世話、いちご
仲がいい子マリア
クラスのポジションみんなのお姉さん

容姿

群青色の髪の毛を低めの位置でツインテールにし、オレンジ色のヘアピンと、ナースキャップのような髪飾りを身につけている。瞳は赤色。

服装はオレンジ色のシャツを腕まくりしており、水色のジャンパースカート。ジャンパースカートよりやや濃いめの青のランニングポーチを身につけている。また、左腕にはオレンジのブレスレットを身につけている。足元はグレーのスパッツとオレンジ色の靴。

人物

園児たちをまとめるしっかり者

しっかり者で世話焼きな性格。

皆のお姉さん的な存在で、ライオンと並んで園児のまとめ役を担うことが多く、特に猪突猛進なシンタや、ぶっきらぼうなハヤテに手を焼いている。

基本的に周囲には、時に優しく、時に厳しく接する。

また、マリアとは幼馴染であり、彼女にだけは甘く、少し過保護な一面も。また、マリアと行うおままごとではパパ役。

マリアからは、幼馴染で仲が特に良いからか、他の子達と違い「ひーちゃん」と呼ばれている。

タイアップ曲

逃げるわけなんてないよね?

ヒカルのタイアップ曲は「ベビーデーズ」。ボカロPのChinozoが手掛け、2021年12月18日に公開された(余談だが、この日はゲーム版1話の公開日であり、同作品のキャラクター・ゾーヤの誕生日の前日でもある)

関連タグ

まいまいまいごえん しっかり者

リトルツインスターズ:まいまいまいごえん×サンリオキャラクターズにおけるコラボ相手。特にキキとは髪色も似ているため、ヒカルの格好をしている。なお、ララはマリアの格好をしている(ただし、マリアがコラボしたのはララではなく、マイメロディ)。

マルルク:メイドインアビスのキャラクター。メイドインアビスとの公式コラボで共演。

髪色や、誰かにお仕え(ただしこちらは、お仕えというよりはお世話)している所が似ている。また、4コマまいごえん特別版では対談し、気の合う様子を見せた。

ネタバレ

この先、ゲーム版第1話及び漫画版第4話以降の重大なネタバレを含みます

いなくなったマリアを連れ戻す為に、アトラクション「たそがれ横丁」に挑むユウとヒカル達。(ゲーム版ではプレイヤーが同行するメンバーを四人選び、漫画版では騒ぎで他の子達より先に起きたライオンライムゾーヤダイヤの四人が同行する)

そして探索を進めていると、突然設置されているレトロテレビが点灯した。

そこで、ヒカルは父親、マリアは母親がいない事が判明する。

あじさい保育園で、二人はよくおままごとをするようだったが、互いに片親の故に、中々噛み合わなかった。

そして遂にマリアを見つける一行。

マリアがカエルタマゴと一緒にいる姿に酷く動揺したヒカル。そして、ゲーム版と漫画版で経緯は違うが、ヒカルの足元から巨大な影が現れ、暴走を始める。ヒカルにそっくりな姿をしたその影は、ヒカルの「本当の自分」だった。

「マリアハ、アタシガイナクチャダメ…

 マリアハ、一人ジャナニモデキナイ…」

一方的にマリアを弱いと決めつけている、ワガママな「本当の自分」に絶望したヒカル。

しかし、一行の言葉に後押しされ、顔を上げた。そして、ヒカルは「本当の自分」と向き合う事を決める。

ヒカルは自分の影と対面し、影の弱点である光を、鏡で反射させ影に当て、弱らせる。そして声を振り絞り、影に向かって言った。

「……ちゃんと見ろ!!」

「……もう、いいでしょ……。」

「マリアは、そんなに弱くないの……」

「マリアがいなきゃダメなのは、あたしのほうなの……。」

「でも……それでもいいの。」

「────もう、そんなに怖がらなくて、いいんだよ……」

そして、ヒカルの影はマリア(ゲーム版ではマリアの影) に後押しされたこともあり、ヒカルの中に帰って行った。

「本当の自分」を乗り越え、向き合ったヒカルは「心の成長痛」を乗り越えたと言ってもいいだろう。

関連タグ(ネタバレ込み)

里中千枝:ペルソナ4のキャラクター。親友の天城雪子に対して、「自分がいなければ一人じゃ何も出来ない」と感じていた点が共通する(ただし、ヒカルとは違い、「雪子と違って自分には何もない」という思いの裏返しもこもっている)。こちらも自身の影が暴走したが、最終的には受け入れ、雪子とも和解している。