概要
てんとう虫コミックス44巻、藤子・F・不二雄大全集17に収録。
クッション型のアイテム。付属のツマミを調整することでスキーや乗馬等のバランス感覚をトレーニングすることが出来る。
いつもはのび太を仲間外れにするスネ夫が乗馬の演習用に別荘に誘う報酬でドラえもんから借りた。
乗馬は難しいので牛で演習するが母親が赤い服をきてしまったのでお約束の暴走(牛の目は色を判断できないので間違い)した。
大山版と水田版の両方でアニメ化され、その際のカラーリングは前者が茶色、後者が濃いピンク色となっている。
アニメ版における相違点
大山版
- スネ夫が四丈半島での体験談を話すとジャイアンが海をバックに歌いたいと言い、スネ夫が慌てて「夜には天体観測もできるんだ」と話を逸らす。
- スネ夫は一足先に四丈半島に向かっている。
- 原作と水田版では、ドラえもんから道具を借り帰っていったスネ夫をのび太は机に乗り見ていたが、今回は乗っていない。また、のび太の想像ではスネ夫はしずかと一頭の馬に一緒に乗っている。
- 原作と水田版では、ドラえもんは最初道具をゆるいゲレンデの設定にして練習するよう言っているが、今回は「何度も練習しなきゃ」としかいっていない。
- 原作と水田版では、スネ夫のママは赤いスカート(ドレス)を手に持っていたが、今回はそれを着て四丈半島の牧場で道具で乗馬の練習をしているスネ夫のもとに来た。
- 間違って馬のモードの道具に乗ってしまったのび太がお使い帰りのジャイアンを追いかけ、その末2人が壁に激突しスネ夫と同じく大けがを負うはめとなった。
水田版
- 冒頭の四丈半島の回想シーンでは、スネ夫が乗馬やサーフィンを実際にしている場面がある。
- タマがクロにいじめられていると、シロがドラえもんに報告する下りはカット。
- 原作と大山版では、ママが普通の座布団と間違えたため道具が暴れて外へ走り出し、それを捕まえたところで、ドラのびはスネ夫が道具で乗馬の練習をしている様子を見物しているが、今回はこれらの順番が逆。
- ジャイアンがのび太とスネ夫を巻き込んで道具でサーフィンの練習をする下りが追加。
- 外へ逃げた道具を捕まえる際、ドラえもんものび太同様に蹴飛ばされている。