概要
ナデシコ科ハコベ属の草本植物。越年性の一年草。山野草で春の七草のひとつだが、何処にでも生えるので雑草としても扱われる。
道端によく生えており、草丈はコハコベが20cm程度だが、近縁種のミドリハコベやウシハコベなどは50cmほどに成長する。3月から5月にかけて白い小さな花を咲かせる。別名としてハコベラなど。
比較的肥沃な土地に生え、ひとつの株から多く枝分かれさせて密集した群落を形成する。
食用として
コハコベは七草粥などにされて食用にされる。コハコベ以外のハコベ類も食用とされ、おひたしなどで食用にされる。
文鳥などの小鳥の好物としても知られている。インコなどもハコベを好んで食べる。