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概要

和名コオニタビラコ
別名ホトケノザ、タビラコ、カワラケナ、タンポコナ、稲槎菜
英名Nipplewort
学名Lapsanastrum apogonoides
分類真正双子葉植物(または真正双子葉類キク目 キク科 タンポポ亜科 ヤブタビラコ
草丈1~15㎝
開花期3~5月
分布域日本(本州、四国、九州)、中国、朝鮮半島、(北アメリカに外来分布)
花言葉「調和」「仲間と一緒に」「純愛」「秘かな楽しみ」「気持ちが優しい」

キク科の越年草で、春の七草ホトケノザとして知られる。

名前の「田平子(たびらこ)」は、早春のまだ水がない田んぼや畦の土に張り付くようにロゼット葉を広げる姿に由来するとされる。

栽培品種の大根カブを除いた春の七草の中では最もレアで、そこら辺で七草を探して七草粥を作ろうとした際の最大の難関になる。

現在ホトケノザの名は苦くて食べられないシソ科植物の一種に標準和名として使われており、くれぐれも間違えて食べない様に気をつけよう。

(たま〜に売られている春の七草セットにシソ科の方が入っていることもある…)

4月30日誕生花

形態・生態

全体的な姿はタンポポを小さくしたような見た目をしている。

葉は羽状複葉で、長さは10~15cm。頂羽片が大きくて丸っこい。

茎の高さは10 cm程度で、春になると葉の間から数本の茎を斜めに出して、伸びた茎先に直径1cmの黄色く小さなタンポポに似た頭状花が咲く。

丸い果実は下を向き、タンポポの様な綿毛はない。

主に水田地帯の湿った場所に生え、水入れ前や刈り入れ後の水田、休耕田、田畑や小川の畦などに見られる。

生育に適した水田の減少により姿を消しつつある。

近縁種のヤブタビラコとは花びら(舌状花)の数が少ないことや葉が地面に這いつくばったロゼット状な点で見分けられる。

オニタビラコとは大きさなどで見分けられる。

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