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曖昧さ回避


概要

学名:Cichorium intybus


キク科キクニガナ属の多年草草本植物。普通青い花を咲かせるが、稀にピンク色や白色の花を咲かせる。

原産のヨーロッパの道端に野生植物として自生し、現在では北米、中国、オーストラリアなどでも一般的に見ることができ、広く帰化している。我が国には明治時代に伝わり、当時はキクニガナ(菊苦菜)と呼ばれた。


利用

軟白栽培した若い芽を食用にする。若い芽には軽い苦味があり、キャベツのように葉を剥がした後にサラダにする他、蒸し煮、グラタン、ソテーして肉料理の付け合せにする。

近年のイタ飯ブームも相まって、百貨店などで見かける頻度が増えた。このとき、必ず芽の先が黄色いものを選ぶこと。緑がかっている場合は劣化していることが多い。

また、チコリ芋と呼ばれる大きな根茎があり、これを煎じてお茶やコーヒーの代わりにする。

近縁種

  • トレビス

英語圏ではレッドチコリと呼ばれるもので、イタリアではラディッキオの名称で知られる。赤紫色をしており、結球するものとしないものがあるが、我が国での生産量は結球するもののほうが多い。我が国への伝来は昭和末期と歴史はまだ浅い新顔野菜の一種である。


  • エンダイブ

リーフレタスに似た見た目をしているため、キクヂシャという和名がある。欧米諸国ではチコリと混同されやすいが、チコリの成長した葉が杓子型になるのに対し、本種は切れ込みが入った独特の形状になる。

サラダやオムレツなどにして食べることが多く、青色の花を咲かせるため、観賞用に栽培されることもある。


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