ヴォルカニック・ロケット
ゔぉるかにっくろけっと
カードテキスト
ヴォルカニック・ロケット/Volcanic Rocket
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
自分のデッキ・墓地から「ブレイズ・キャノン」と名のついたカード1枚を
選んで手札に加える事ができる。
概要
ジャンプフェスタ2008の特典として配布されてから、5年以上に渡り、アドバンス召喚、融合召喚、エクシーズ召喚などの補佐や、手札アドバンテージ確保を行ってきた下級アタッカー。
文章内の「ブレイズ・キャノン」という名前だけでは分かりづらいが、平たくいえば、手軽に手札を増やせる、高打点モンスターである。
「ブレイズ・キャノン」そのものは使い勝手は良くないが、コストとして墓地や除外ゾーンに送られても、ダメージなどが発生しないため、「召喚僧サモンプリースト」や「封魔の呪印」の効果を少ない負担で発動できる。特にサモンプリーストはこのカードのリクルートと効果発動に繋げる事もできるため相性がいい。サーチしたカードをコストやブラフにせず、ガジェットの様に手札枚数を減らさず展開できるモンスターと捉えて「トラゴエディア」の打点保持等に利用するという手もある。
2014年では新たな「ブレイズ・キャノン」カードとして永続罠ブレイズ・キャノン・マガジンが登場。手札交換に加えて全体除去手段確保なども行えるようになり、それを手早く手札に引き込めるこのカードもヴォルカニックにおけるデッキの回転を支えるカードとして利用価値が大きく跳ね上がった。
使用されるデッキはヴォルカニックの他、爆風ライザー・ボムフェネクス・クラウンブレードなど。
最近では、「ラーの翼神竜」の関連サポートとして、ゴッド・ブレイズ・キャノンが登場し、図らずもラー特化デッキへの出張も検討されるようになった。
このカード自体には三幻神のリリース素材の負担を軽減できる程の展開促進効果はないものの、ゴッド・ブレイズ・キャノンの(2)の効果を活かせるだけの打点の高さは持っているので、相性はそれ程悪くない。
ゲーム作品において
デュエルターミナルでは海外先行でありながらオブライエンに専用ボイスが付いていたりと優遇されている。
『WCS2009』ではデュエリストとして登場しているものの、デッキには肝心の本人が投入されていない。その代わりにヴォルカニック・デビルが切り札に設定されている。
サラマンドラも3積みしていることも相まって手札事故を引き起こすことが多くなりがちだが、油断しているとフレムベル・ウルキサスをシンクロ召喚してくることもあるので手痛い目に遭わされる。
一応デュエリストレベル1なので本人を投入したら詰みになりかねない為、あえて意図的に外したとも推測される。